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■談合06Ⅳ ■談合06Ⅲ から ■談合06Ⅴ へ 最新の情報は、■談合 へ 071 東京地検、前田建設・NGOなど捜索 水谷建設脱税 [朝日] 0615 施設庁談合85人処分、防衛庁関係で過去最多 [読売] 0615 防衛施設庁、官製談合でOBに賠償請求へ [読売] 0615 施設庁談合、天下り先確保で20年以上繰り返す [読売] 0612 県立病院医師ら7人、競売入札妨害容疑で逮捕 山形 [朝日] 0609 清水建設などに「再発防止」の審決…新潟市官製談合 [読売] 0531 課徴金減免制度、談合など自主申告延べ26社 [読売] 0523 荏原製作所など7社の担当者7人を逮捕 汚泥談合事件 [朝日] 0502 新潟市の官製談合、中堅ゼネコン2社も認める [読売] 0427 総合評価方式拡大へ数値目標、公共工事の入札改善策 [読売] 0427 防衛庁所管5法人の業務、大半を一般競争入札へ [読売] 071 東京地検、前田建設・NGOなど捜索 水谷建設脱税 [朝日] 2006年07月10日15時15分 中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)の脱税事件で、東京地検特捜部は9、10の両日、準大手ゼネコン「前田建設工業」(東京都千代田区)の本社や、北朝鮮支援の非政府組織(NGO)、水谷建設が架空コンサルタント料を支払ったとされる出版社などを法人税法違反(脱税)容疑の関係先として捜索した。いずれも幹部らが同建設の実質的経営者の水谷功・元会長(61)と親交があるという。捜索範囲は多方面にわたっており、地方企業の脱税事件としては異例の展開を見せている。 捜索先となった前田建設工業は、福島県内のダム工事など、水谷建設に多数の工事を下請け発注しており、業務上の関係が深い。 また、特捜部の捜索を受けた、福島県の佐藤栄佐久知事の実弟が経営する縫製会社「郡山三東スーツ」に対し、前田建設工業は子会社とともに計4億円を融資していた。水谷建設は02年にこの縫製会社から郡山市内の土地を約8億円で購入。縫製会社はその直後に前田建設工業側への借入金を返済した。 さらに、水谷建設が、名古屋国税局から架空のコンサルタント料を払ったなどと指摘された東京電力福島第二原発の残土処理事業では、前田建設工業が東京電力から受注した後、水谷建設を下請けに入れていた。 一方、特捜部の捜索では、NGO「レインボーブリッヂ」(東京都中央区)や出版社「行政問題研究所」(同千代田区)も対象とされた。 レインボーブリッヂは00年4月、北朝鮮などへの支援活動を目的に設立された。03年7月には、事務局長の小坂浩彰氏が北朝鮮を訪れ、拉致被害者の子どもたちに面会。計6人の子どもたちと写真を撮影したうえ、それぞれ日本の肉親への手紙を持ち帰ったことから注目を浴びた。 このNGOや関係者によると、小坂氏が三重県出身だったことが縁で、水谷建設との付き合いが始まった。同建設からは、支援品として数億円分の中古トラック、ダンプカーなどの寄付を受けたほか、これらを北朝鮮に送る費用などを負担してもらったという。 捜索を受けたレインボーブリッヂ事務局は「水谷建設とは古い付き合いだが、ここ1、2年は疎遠になっていた。向こうは商業ベースで、国交正常化すれば、こちらから紹介できるという話だった」と説明した。 一方、行政問題研究所は、東京電力福島第二原発の残土処理事業をめぐり、水谷建設から架空コンサルタント料1億円余を受け取った、と名古屋国税局に指摘された。 同研究所の代表(72)は政財界に人脈を持ち、政治関連の月刊誌などを発行していた。 民間調査会社などによると、代表は福島県出身で、現在も同県と東京を頻繁に行き来している。代表は「(水谷建設の役員らが逮捕された)今回の事件はまったく身に覚えがない」と関係者に話しているという。 前田建設工業広報グループは「水谷建設の事件の関連先として捜索を受けた。詳細はコメントできない」としている。 URL http //www.asahi.com/national/update/0710/TKY200607100180.html 0615 施設庁談合85人処分、防衛庁関係で過去最多 [読売] 防衛施設庁発注工事を巡る官製談合事件を受け、防衛庁は15日、83人を自衛隊法に基づく懲戒や、訓令に基づく注意などとする処分を発表した。 競売入札妨害罪で起訴され、懲戒免職となった前技術審議官ら2人を含めると、処分者は計85人で、防衛庁を巡る不祥事では過去最多となった。 一方、施設庁の調査では、2000~05年度の6年間だけでも、1594件、約5888億円分の発注工事で談合が行われた可能性が高いという。 処分を受けたうち、談合に直接関与し、昨年11月に談合疑惑が報道された直後に関係資料の破棄を指示した前建設部長(56)(15日付で依願退職)は、課長級へ2階級降格とされた。配分表を直接作成するなど主導的な役割を果たした建設企画課長や同課企画官(いずれも当時)ら10人が停職3~5日、6人が減給1か月(5分の1~15分の1)。このほか戒告が33人、訓令に基づく訓戒や注意が33人。 北原巌男防衛施設庁長官は戒告、守屋武昌防衛次官は訓戒とされた。額賀防衛長官は大臣報酬の1か月分を国庫に自主返納する。北原施設庁長官も給与1か月(5分の1)を自主返納する。 (2006年6月15日22時5分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20060615it13.htm 0615 防衛施設庁、官製談合でOBに賠償請求へ [読売] 防衛施設庁発注の官製談合事件を受け、談合によって落札額が不当につり上げられた契約について、同庁が官製談合防止法に基づき、談合に関与した歴代の建設部幹部OBや現職幹部に対する損害賠償請求を検討していることが分かった。 中央省庁で、発注者が談合に関与した職員らに損害賠償請求するのは、極めて異例。請求額の確定には1~2年はかかる見通しだが、同庁は、歴代幹部OBに対し、先行して、退職金相当額ないしは一部を国庫に返納するよう求める方針だ。 同庁は、今年1月下旬に談合問題の内部調査委員会を設置し、OBや現職約300人から聞き取りを行うなどして、全容解明を進めてきた。その結果、談合は約20年前から、技術審議官、建設部長、建設企画課長、同課企画官の4ポストに就いていた者が調整にあたり、全体像を把握していたことが判明した。ただ賠償請求の対象は、公正取引委員会が談合を認定する期間の4ポスト経験者が中心となる可能性が高い。 2003年1月施行の官製談合防止法では、公取委から是正勧告された発注機関は、談合に関与した職員への損害賠償請求などを検討するよう定めているが、これまで同法が適用された北海道岩見沢市、新潟市、旧日本道路公団のいずれも、職員への請求は行っていない。 施設庁は現在、公取委が進めている審査で談合の規模が認定されるのを待ち、損害額を確定させる方針。具体的な損害額の算出方法も今後、検討するが、談合があったと認定された工事について、契約時の特約条項に基づき、落札企業に契約金額の10%の違約金を請求し、損害額から違約金を差し引いた額を、OBらへの請求額とする見通しだ。同事件の公判で検察側は、03~04年度に少なくとも259件、1449億円分の工事で官製談合が行われていたと指摘した。この場合、公取委の推計値で計算すると、談合がなかった場合と比べ、損害額は2年間で270億円に上ることになる。 ◇ 同庁は15日午後、官製談合問題の最終報告書をとりまとめて公表するとともに、停職や減給などの懲戒約40人を含む、職員の大量処分を行う。 (2006年6月15日14時31分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20060615it06.htm 0615 施設庁談合、天下り先確保で20年以上繰り返す [読売] 過去6年間だけで約1600件、5888億円分の工事で談合の疑い――。 防衛施設庁の官製談合事件を受け、同庁が15日に公表した調査報告書で、20年以上もの長きにわたり、官主導で不正な入札が繰り返され、莫大(ばくだい)な額の公費が天下り先確保のために浪費されていた実態が明らかになった。 同庁は今年1月末以降、OBや現職職員約300人に聞き取りを行い、調査報告書をまとめた。 それによると、同庁の官製談合が始まったのは1980年代。建設系キャリア技官や、防衛庁OBの天下り先を確保する見返りとして、受け入れ企業に発注工事を配分することが、組織的・構造的に続けられたという。 工事の配分は、受け入れたOBの退職時の肩書や年齢ごとに決められた。例えば04年度は、60歳までの部長級以上の技官OB1人につき年11億円、課長級の事務官OB1人につき年6億円。同庁建設企画課企画官らが年度はじめに配分表を作成し、発注業務を行う出先の施設局の担当課長や、建設業界内の談合調整の連絡役に伝えていた。 この仕組みについて、同庁は「悪質かつ組織的な行為で、法令順守の意識や自浄能力はなかった。建設部の閉鎖的な体質でもたらされたものだが、看過した施設庁全体として責めを負うべき」と総括している。 同庁発注工事の入札は、軒並み高い落札率だったことが判明しているが、同庁では、「予定価格の漏えいは1件しか確認できなかった」などとしており、内部調査の限界もうかがわせた。 同庁の北原巌男長官は記者会見で、「本当に申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げて陳謝。現在、公正取引委員会が進めている審査の結果を待って、談合による損害額を確定させ、関与したOBや現職職員に損害賠償を求めていく方針を表明した。 (2006年6月15日23時30分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20060615it16.htm 0612 県立病院医師ら7人、競売入札妨害容疑で逮捕 山形 [朝日] 2006年06月12日10時14分 山形県立新庄病院(同県新庄市)の医療機器納入をめぐり談合があったとして、県警捜査2課は12日未明、同病院手術部長の医師天笠澄夫容疑者(52)ら7人を競売入札妨害の疑いで逮捕した。7人は容疑を認めているという。 他に逮捕されたのは、同病院医事経営課長奥山久雄(56)、同課職員加賀弘二(43)、前同課職員前田剛(28)の3容疑者と、シバタインテック山形支店営業課長三浦靖容疑者(33)ら医療機器会社2社の3人。 調べによると、天笠容疑者らは04年12月、同病院であった麻酔器の指名競争入札で、同支店が有利な価格で落札できるよう、病院内で談合した疑い。 麻酔器の落札額は610万円で、入札には4社が参加した。天笠容疑者らは、事前に落札額を決め、ほかの3社に対し、より高い金額で入札するよう働きかけたとされる。 県警は容疑を裏付けるため、病院や県庁などを家宅捜索した。 同病院は52年設立。内科や外科、小児科、循環器科、脳神経外科など15の診療科があり、ベッド数は465床。常勤医師49人、看護師330人など500人を超えるスタッフが勤務している。 URL http //www.asahi.com/national/update/0612/TKY200606120080.html 0609 清水建設などに「再発防止」の審決…新潟市官製談合 [読売] 新潟市発注の土木・建築工事を巡る官製談合事件で、公正取引委員会は9日、大手ゼネコンの清水建設(東京都港区)と、株木建設(豊島区)に対し、再発防止策を講じるよう命じる審決を出した。 両社はこれまで談合への関与を否定し、公取委の審判で争っていたが、先月末、一転して談合を認める申し出を行った。 同事件では2004年11月、談合を否認する86社の審判が始まっていたが、今年4月以降、鹿島(港区)や大成建設(新宿区)など大手・中堅ゼネコンが次々と同意。今後は、残る71社で審判が続けられる。 (2006年6月9日22時0分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20060609ic25.htm 0531 課徴金減免制度、談合など自主申告延べ26社 [読売] 公正取引委員会は31日、今年1月から導入された「課徴金減免制度」に基づき、価格カルテルや入札談合を自主申告してきた企業が、3月末までで延べ26社に上ったことを明らかにした。 公取委は、この数字について「制度が順調に滑り出したものと評価できる」としている。 この制度は、公取委の立ち入り検査前などに不正を申告した場合、先着の3社に限って課徴金を30~100%減額するというもので、1月に施行された改正独占禁止法の目玉とされる。公取委は3月、水門工事を巡る談合疑惑で立ち入り検査を行ったが、企業からの申告は、これを含む2件の立ち入り検査のきっかけにもなっており、早くも効果が表れた形だ。 同様の制度は、米国や欧州ですでに導入されているが、米国で現行制度が導入された1993年当時の申告件数は「月に1、2件」だったという。 また、昨年度の課徴金納付命令の確定額は約188億7000万円に上り、90年度の約125億6000万円を抜いて過去最高となった。うち約119億6000万円は鋼鉄製橋梁(きょうりょう)談合事件に関するものだった。 (2006年5月31日23時50分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20060531ic23.htm 0523 荏原製作所など7社の担当者7人を逮捕 汚泥談合事件 [朝日] 2006年05月23日19時50分 各地の自治体などが発注する汚泥・し尿処理施設工事入札をめぐる談合事件で、大阪地検特捜部は23日、公正取引委員会が独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で刑事告発した大手プラントメーカー11社のうち、談合組織の幹事会社を務めるなどした7社の部長級担当社員7人を同容疑で逮捕した。いずれも「入札前に各社間で談合し、受注会社を決めていた」などと容疑を認めているという。特捜部は、長年にわたり各施設の工事価格を不当につり上げてきたとされるプラントメーカー業界の談合の実態解明を目指す。 今年1月の改正独禁法施行により、同法違反事件の捜査や起訴が全国の地検でも可能になって以降、初めての適用となった。 特捜部は告発された11社のうち、実態解明のためには談合組織の幹事を交代で務めた荏原製作所、栗田工業(いずれも東京)、アタカ工業(大阪市)、クボタ(同)の4社と、談合への関与が強いと疑われるJFEエンジニアリング、西原環境テクノロジー(いずれも東京)、日立造船(大阪市)の3社の担当者の逮捕は不可欠と判断した。 調べでは、7人は04年12月上旬~05年7月、ほかの4社(住友重機械工業、三菱重工業、三井造船、タクマ)の担当社員と共謀。大阪府阪南市や山口県下関市などが発注した8カ所のし尿処理施設工事について、都内の日立造船東京本社などで入札前に受注会社や各社の応札額などを決める「受注調整」をし、不当に取引を制限した疑い。 8工事の落札総額は229億6000万円で、予定価格に占める落札価格の割合を示す「落札率」は91.2~98.2%(熊本県内の1工事は未公表)と高率だった。 受注調整の場では、メーカーの独自技術などを盛り込む「発注仕様書」の作成を請け負ったコンサルタント業者に対し、どれだけ協力したかが受注を成功させる大きな目安になっていた。この「汗かき度」が高い社の間で話し合いがあり、最終的に受注会社を決めていたとされる。 一部の工事では、コンサル側が受注会社を「逆指名」したり、設計情報を事前提供する見返りとしてメーカー側から「裏金」を受け取ったりしたケースもあったといい、特捜部はコンサル業者の談合への関与についても調べを進める。 特捜部は4月18日以降、阪南市の施設工事入札で談合したとして、入札に参加した荏原製作所など8社を競売入札妨害容疑で家宅捜索し、各担当者を任意で一斉聴取。全員から談合を認める供述を得ていた。 URL http //www.asahi.com/national/update/0523/OSK200605230058.html 0502 新潟市の官製談合、中堅ゼネコン2社も認める [読売] 新潟市発注の土木・建築工事を巡る官製談合事件で、談合への関与を否定して公正取引委員会の審判で争っていた中堅ゼネコンの鉄建(東京都千代田区)と東亜建設工業(同)が、一転して談合を認める申出書を公取委に提出したことが1日、わかった。 この事件では先月、大手ゼネコンの鹿島(港区)など2社も談合を認め、公取委の審決を受けており、これに追随する初めての動きとなった。 公取委によると、1999年4月~2003年9月、鉄建は同市発注の下水管設置工事と一般建築工事で、東亜建設工業は下水管設置工事で談合を繰り返した。 この事件では04年7月、113社に排除勧告が出され、両社を含む86社が応諾を拒否、審判が開始されたが、その後、地元業者を中心に8社が談合を認めていた。今回、新たに2社が談合を認めたことで、今後、76社で審判が続けられることになる。 鉄建と東亜建設工業は、防衛施設庁発注の建設工事を巡る官製談合事件にも関与したとして、担当者が今年3月、競売入札妨害(談合)の罪で略式起訴されたほか、両社を筆頭会社とする2共同企業体(JV)が、同庁から違約金として計約5億7500万円の支払い請求を受けている。 (2006年5月2日3時10分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20060502ic01.htm 0427 総合評価方式拡大へ数値目標、公共工事の入札改善策 [読売] 政府は27日、内閣府で、公共工事をめぐる談合事件の再発防止を目指す「公共調達の適正化に関する関係省庁連絡会」の幹事会を開き、公共工事の入札改善策をまとめた。 落札業者を決める際、価格以外に技術力などの要素も考慮する「総合評価方式」の拡大について、各省庁ごとに今年度の目標を定めた。国土交通省は発注金額ベースで8割以上をこの方式によることとし、農水省と内閣府は、5割以上との目標を掲げた。 契約方式は、指名競争入札より一般競争入札を拡大する。国交、農水、環境など9省は今年度から、必ず一般競争入札で行う工事の予定価格を「7億3000万円以上」から「2億円以上」に引き下げた。 各省庁は現在、公益法人などと結んでいる随意契約すべてを緊急点検しており、その結果は6月にまとめる方針だ。 政府は今年2月、公共工事の適正化に関する指針を作成し、総合評価方式の導入や一般競争入札の拡大などを決めていた。 (2006年4月27日21時39分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060427i113.htm 0427 防衛庁所管5法人の業務、大半を一般競争入札へ [読売] 防衛庁が所管する22公益法人のうち、防衛弘済会など五つの財団法人が、2005年度だけで計約23億3900万円の随意契約を同庁と結び、このうち2法人が約1億2100万円分の受注業務を別の企業などに再委託していたことがわかった。 同庁は06年度から、5法人が受注していた業務の大半を一般競争入札に切り替えるなど、契約方法を見直す方針で、該当する契約は金額ベースで5法人全体の約9割となる見通し。 見直しの対象となるのは、防衛弘済会のほか、自衛隊援護協会、防衛調達基盤整備協会、防衛技術協会、防衛施設周辺整備協会との契約。05年度には、基盤整備協会が同庁と随意契約した約3200万円分の業務のうち約2100万円分が、また、周辺整備協会が随意契約した約2億5000万円分の業務のうち約1億円分が、別の企業などへ下請けに出されていた。 同庁では、情報誌の発行や調査研究業務などは「随意契約の必然性がない」と判断。06年度以降は、保安上の関係でやむを得ないものを除いて、一般競争入札に切り替える。 一方、3法人に天下った同庁のOB6人について、2年間勤めた後、民間企業に再び就職していたことも判明した。同庁では「民間企業への再就職規制を逃れる目的だった可能性がある」として、今後は、公益法人に再就職した場合は、病気などを除き5年以内に退職しないよう求める。 (2006年4月27日3時13分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20060427i201.htm
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ようこそ、Dのカルテへ ページのデザインがちょいと奇妙な気もしますが気にしないでください(( このページはさまざまな人と交流や親睦を深めていくための娯楽系です。 交流や親睦だけでなく皆さんの意見も取り入れて、よりよいページ作りをしたいと思います。 このページ、管理人について 利用規約(必読) 管理人プロフィール @wiki @wiki構文 バグ・不具合を見つけたら? お手数ですが、こちらからご連絡宜しくお願いいたします。 ⇒http //atwiki.jp/guide/contact.html 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wikiへお問い合わせ 等をご活用ください
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<早回し処理> 0.99.36より導入。 特定キャラクタの動作を独立して設定可能。 キャラクタ編集 「早回し対象」のフラグを設定。 ステージ編集 「早回し処理」で、早回し対象のフラグが有効のキャラクタの動作を設定。 何もしない:「早回し対象」のフラグが有効になっているキャラクタに対して、特に何も処理をしない。 画面内にいる場合は出現しない:「早回し対象」のフラグが有効になっているキャラクタは、画面内にいても出現しない。 スクリプト編集 「画面内の早回し対象キャラ数(リードオンリー)」で、画面内に存在する「早回し対象」フラグが有効になっているキャラクタの数を取得。 キャラクタ編集>>メイン タブ ステージ編集>>敵配置 タブ スクリプト編集>>変数パネル>>システム
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判決 会社が組織的に北米市場における違法なカルテルに関与した事実が認められないとして、これを前提とする取締役・監査役の善管注意義務違反の主張を棄却。また、会社従業員によるカルテルへの関与について、取締役・監査役の監督義務あるいはこれらの者の法令遵守体制構築義務に基づく善管注意義務違反の主張を棄却。 事件概要 補助参加人(三菱商事株式会社)が北米市場において違法なカルテルを維持・形成させたとして起訴され、それによって生じた損害を補助参加人の株主が求めた事件。 判決に至った経緯 (1)補助参加人による本件カルテルへの組織的関与の有無 それを認めるに足りる証拠はないとした。 (2)被告らの、カルテルに関与した会社従業員(以下Aとする)に対する監督責任 Ⅰ.原告らは各被告の業務分担や担当部署を全く無視して、専ら取締役あるいは監査役であったことのみを根拠として善管注意義務違反を主 張し、再三の釈明にもかかわらず、業務分担等に基づく主張をしないことから、そもそも主張自体が失当であるとした。 Ⅱ.ただ、Aの直属の上司であった被告ら2名についてAに対する監督責任が問題となるところ、①本件カルテルが補助参加人本来の商社ビジ ネスと利益相反する側面を有すること、②Aが個人的動機により本件カルテルに関与し、そのことを補助参加人に内密にしていたことが推 認されること、③黒鉛電極(本件におけるカルテルの対象)価格の上昇について合理的に説明できる要因が存在していたこと等から、被告ら 2名に対する善管注意義務違反の主張も理由がないとした。 (3)補助参加人の法令遵守体制の構築義務違反について Ⅰ.補助参加人によって法令遵守体制に関する証拠資料が多数提出されたにもかかわらず、①補助参加人の法令遵守体制についての具体的な 不備、②本来構築されるべき体制の具体的内容、③これを構築することによる本件カルテルの回避可能性について何らの具体的主張を行わ ないことから、原告らの主張はそもそも主張自体失当であるとした。 Ⅱ.なお、補助参加人は、①各種業務マニュアルの制定、②法務部門の充実、③従業員に対する法令遵守教育の実地など、独占禁止法の遵守 をふくめた法令遵守体制を一応構築していたことが認められ、いずれにせよ、原告らの主張は理由がないとしている。
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引ク押スの押し出し処理についてまとめるページです。 押し出し処理とは 着地直後に行われる処理の便宜的な呼び名。 「できないジャンプ」で紹介されているジャンプを不可能にするために導入されているものと思われる。 この処理がされた時、まるでマロが見えない壁に瞬間的に押し出されたかのように見える。 例 blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 このヒクオスは、左のルートからは、マンホールを避けるように手前にジャンプしてから右奥へ方向転換することで、ゴール地点に着地することができる。 ところが、右から進み同じようなジャンプを使ってゴールしようとすると、ゴール地点に着地するかという間際にマロが瞬間移動して、ゴールフラッグの脇を素通りして落ちてしまう。 上の例ではマンホールやスイッチが設置されているが、同様のブロック配置であれば、しかけが全くなくても同じ挙動をする。 押し出し処理が行われているかどうかを判別する方法 着地先に凸状態のヒキダシスイッチを設置しておくと、以下のような現象が起きる。 着地した瞬間、ヒキダシスイッチが押し込まれると同時に、マロが瞬間移動して、着地したはずのブロックの横をすり抜ける。 押し込まれたヒキダシスイッチは、効力を発動することなく、凸状態に戻る。 問題作成への応用 あまり実用的ではないけれど、「上に乗ることはできないが、引き出しておかないと先に進めない」というブロックを作ることができる。 blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 上の問題で、黄スイッチのあるブロックは、上から乗ってスイッチを押してしまうとゴールが不可能になるので、乗ることはできないが、引き出しておかないと進めないという、不思議な効力を持っている。
https://w.atwiki.jp/kitunekaisetu/pages/69.html
こんー。白狐です。 このキャンペーンは家のなかで前半ドンパチするのでルームクリアリングはしっかり。ショットガンもってたりKASTOVもってたりして攻撃力は申し分ないです。 中盤から後半にかけてメキシコ軍とドンパチ。M4カスタムにはグレポンがついてますが体感普通にヘッドショット狙ったほうがアーマーを壊しやすいです。 KASTOVをもってる敵さんもいるのでサブマシンガンと交換しておくといいでしょう。 ここでいうKASTOVはKASTOV 762、元はAK103。 岩はいたるとこにあるので盾としてつかっていきましょう。RPG持ちが何人かいるのでとびだし禁止です。 以上解説おーわり。
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(GM2O) んでは簡単に自己紹介をお願いします。 (M07_Sumi) 【菫】「姫川菫、博倉学園高等部の2年生だよ。所属しているのは剣道部…なんだけど、実家の剣術に慣れてるボクとしては、防具をつけたりするのは一寸窮屈かな」 (M07_Sumi) 【菫】「正直な話、防具なんてない方がよっぽど動きやすくて良いんだけど……おっと、話が逸れちゃったかな。 で、最近ヒロイン、なんていうのをはじめたんだ。 ボクが培ってきた剣術で、誰かを助けられるなら名誉な事だと思って……」 (M07_Sumi) 【菫】「…でも、『人間』を相手として研鑽されてきた剣術じゃあ、人間外の連中に対するにはちょっと勝手が違うみたい。少し強くて、知性のあるヤツ相手だと……はぁー」 *nick Caitsith0 → CaSi_rom (M07_Sumi) 【菫】「…思うように勝てないんだよね。でも、ボクだって負けっぱなしは癪に触るからね。なんとしてでも勝てる方法を見つけて、リベンジするつもり。 えっと、こんなところかな?」 (GM2O) あいさ。ありがとうございます。 (GM2O) では設定として負けそうになったことがある。だけどSPは溜まってないのでおそらく仲間の支援等があったと解釈しますがOKですかね? (M07_Sumi) OKですよー (GM2O) ありがとうございます。 (GM2O) まぁ、ほぼ負けなしだが苦戦したことがあるということで。 (GM2O) では (GM2O) (GM2O) (GM2O) (GM2O) 「うごめく宵の明星」2 (GM2O) (GM2O) (GM2O) 【白衣の男】「勧誘に関しての面接を始めるが良いかね?資料は事前に渡されたと思うが目を通したかね?」 (GM2O) 菫の目の前には白衣の男が居る。メガネをかけていかにも研究者といった風情の男が座っている。 (GM2O) ここは宵の明星の研究施設。 (GM2O) その応接間だ。 (GM2O) どぞ。 (M07_Sumi) 【菫】「えっと、一通りは………・・・ごめんなさい、寝る前に見たから寝ぼけ頭で。あんまり覚えてないからもう一回教えてもらえると助かります」勿論、と言いたかったが、それでは後々困るから、とバツが悪そうに事実を明かす。 (GM2O) 【白衣の男】「うむ。では説明しよう。ここは人工的に魔族を作るためのカルテルだ。君にはカルテルの保護を受ける代わりに数々の実験に協力してもらう。」 (M07_Sumi) 【菫】「(ああ、そうそう、そんな内容だったっけ)えーと、人工的に魔族を作る、とか、実験、とか。その辺はもう完全に記憶に無くって…どんなのでしたっけ?」 (GM2O) 【白衣の男】「魔族との戦闘も含まれるが、主に人工魔族の戦闘評価、受胎、出産等だ。もちろん君が勝利し続ければ特に問題は無い。だがほとんどは魔族に敗北した時以上の陵辱を受けることになる。また調教刻印等も場合によっては受けてもらうことになる。」 (GM2O) 淡々とカルテルの内容を話していくよ。 (M07_Sumi) 【菫】「(――ええと、ボク、ひょっとしてとんでもないところに来ちゃったんじゃ…)…そ、その人造魔族、っていうのは、普通の魔族よりも確実に強かったりするんですか?」 (GM2O) 【白衣の男】「ふむ。確実にかどうかは不明だが強くなければ魔族を持って魔族を駆逐することなどできない。」 (M07_Sumi) 【菫】「まあ、そうですよね……ヒロインと戦闘させるのも、戦闘評価だけじゃなくて、戦闘適正とかそういうのを観察するのも兼ねてたりするの…いえ、するんですか?」 (GM2O) 【白衣の男】「当然だ。ヒロインの戦闘能力がその子宮から出産される魔族の能力に及ぶか否か。また単体でどこまでヒロインが戦闘が行えるかも調査している。」 (M07_Sumi) 【菫】「な、なるほど……ええと、じゃあつまり、ボクの役目っていうのは……その人工魔族の戦闘評価の為、っていうだけじゃなくて……」薄々展開には気付いているが、結局は自分の耳で聞いて確認しなくては気がすまない。竹刀袋に収まっている愛刀を握りながら、恐る恐る訊ねる。 (GM2O) 【白衣の男】「人工魔族の戦闘技術の向上も含めてあらゆる実験を行う。これが我らがカルテルの行動だ。」 (GM2O) 【白衣の男】「もちろん交配や出産のためでも有る。どうかしたのかね?」 (M07_Sumi) 【菫】「(つ、つまり…ボクに魔族の子供を産め、って事……なんて所なんだろう……で、でも…) い、いえ別に……ぼ、ボクも、その……方針には異存ない、です」 (GM2O) 【白衣の男】「本当かね?何か不満があるようだが。このカルテルに属せば外れること難しい。よく考えたまえ。」 (GM2O) 【白衣の男】「無いのならココにサインを。」 (M07_Sumi) 【菫】「いえ、不満って言うか……その、今まで経験とかなかったから、恥ずかしいと言うかビックリしたというか……ああ、ちゃんと昨日早いうちに読んでおけば、今頃恥ずかしがらなくて済んだのにっ」自分の頬をt流両手でべちん、と叩き。よし、と小さく気合を入れ「ここに居れば、普通の魔族よりも強い魔族と戦闘訓練ができそうだし…負けたとしても、魔族に対抗する力を産み出せる。なら…」ペンを取り、差し出された書類にサラサラとサインを記 (M07_Sumi) す「…ボクは、ここに所属します」 (GM2O) 【白衣の男】「ようこそ。「宵の明星」へ我々は君を歓迎する。」 (M07_Sumi) 【菫】「よ、宜しくお願いしますっ」立ち上がり、深々と頭を下げる。 (GM2O) 【白衣の男】「では、身体検査の後、実験に移ろう。」 (GM2O) こんな所でオープニングを閉めますがOKっすか? (M07_Sumi) OKですー (GM2O) (GM2O) (GM2O) (GM2O) (GM2O) では菫は血液、唾液、愛液、腸液を取られ、セクハラまがいの検査。(処女膜の有無)とか経験人数とかそんな問診を受けて性癖からオナニーの回数まで丸裸にされた後、第四実験室と呼ばれる大きな体育館のような部屋に入れられます。 (GM2O) 奥には隔壁があり、そこから魔族の気配と獣臭がします。 (M07_Sumi) 【菫】「な、なんかここまでの検査だけで、精も根も尽き果てた気がする……」羞恥と、ついでに今までにない気疲れでややぐったりしている。が、これから戦闘なのだからと、気を入れ直し。「うわ~、魔族の臭いがプンプンしてくる…どんなヤツなんだろう・・?」 (GM2O) 【白衣の男】『では戦闘の準備は良いかね?よければ隔壁を空けるよ?』 (GM2O) 上から響くマイクの声。 (GM2O) ガラスの奥から多数の研究員が見つめている。 (M07_Sumi) 【菫】「あ、じゃあ変身しちゃいますから一寸だけ……破っ!」竹刀袋から取り出した刀を、鞘から引き抜き一閃――同時に、制服が腹部や背中を大きく開けた、スカート付きのレオタードのような衣装に変化し。それだけは変わらない蒼白い刀身の刀を手に「お待たせしました…いつでも、どうぞっ」 (GM2O) 【白衣の男】『了解した。検査で君の相手は12号と決まった。おそらく最良の相手だろう。』 (GM2O) ごごごっと隔壁を開くと奥から4匹の魔族が出てくる。 (GM2O) 【白衣の男】『12号。お前の相手だ。勝てば交配実験だ。負ければ廃棄だ。存分に戦え。』 (M07_Sumi) 【菫】「…いや、12号って言われても…」ナンバー呼称に困惑しながら、出てきた相手を静かに、油断なく構えながら見つめる。 (GM2O) 【人工魔族12号】「げげへ・・・・ドクター待ちくたびれたぜ。」3匹の小柄なオークの奥からひときわ巨大なオークが出てくる。 (GM2O) 【人工魔族12号】「おうおう、綺麗な顔じゃねーか。いいぜ、ドクター気に入った。」 (GM2O) 【オーク】「ブギイイィイ!!」オークたちも気に入ったようで舐めるように君を見ている。 (M07_Sumi) 【菫】「…お、オーク? しかも、すごく知能も高そう……これは強敵、かな」一番体躯の大きな、12号と呼ばれたオークをリーダーと見定め。腰を落とし、刀を真横に移動させ、居合いの形を作る。 (GM2O) 【人工魔族12号】「剣も鎧も・・・いらねえな。剥いちまおう。」みりみりと両腕を入れると盛り上がる豪腕。 (GM2O) 【白衣の男】『さて、戦ってもらおう。』 (M07_Sumi) 【菫】「(あの豪腕で殴られたら致命的かも…)でも、ボクだってカンタンに負ける心算は無いよっ」 *GM2O topic [12号・オーク×3]VS[菫] (GM2O) では戦ってもらいましょう。 (GM2O) こっちのイニシアチブは3と2 (M07_Sumi) 先手こっちだね (GM2O) 【人工魔族12号】「くひひっ・・・良い臭いだ。てめえ少し濡れてるな?」すんすんと鼻を鳴らして君の臭いを嗅いでいるようだ。 (M07_Sumi) 【菫】「っ!? そ、それは検査があったから……ああ、もう!思い出させないでよっ!」検査という名のセクハラまがいの行為の数々を思い返し、頬を赤らめて怒鳴り返す。 (GM2O) 【人工魔族12号】「まぁすぐに直接啜ってやるがな。」ぐひひと笑ってオークたちと近づいてくる。 (M07_Sumi) 【菫】「もー、その減らず口を封じてやるんだから――氷刹・一刃!」鞘に納めた刀を、摺り足で間合を詰めると同時、12号と呼ばれたオークの顔面に向けて抜き放つ! (M07_Sumi) ピアシング+シールドクラッシュで (GM2O) あいさ。 (M07_Sumi) 2d6+4+6 "(kuda-dice) M07_Sumi - 2D6+4+6 = [2,6]+4+6 = 18" (M07_Sumi) 18点。防御点は半分で (GM2O) あいさ。ガーディング発動。 (GM2O) 11点もらいました。 (GM2O) 【人工魔族12号】「うぐおっ・・・なかなか痛え。」豪腕で受け止めて (GM2O) んではオークの攻撃ですな。 (GM2O) 【人工魔族12号】「お返しだぁ!!」 (M07_Sumi) 【菫】「やっぱり、一太刀程度じゃあんまり効いてない……長期戦、かな」抜刀術を受け止められると、素早く身体ごと刀を引いて。 (GM2O) ヘビーアタック+怪力 (GM2O) 3d6+10+10 "(kuda-dice) GM2O - 3D6+10+10 = [2,4,5]+10+10 = 31" (M07_Sumi) アヴォイドアヴォイド! (GM2O) ものすごい一撃が菫を襲う。 (M07_Sumi) …OH、アヴォイドしても避けきれねえ。 (GM2O) むりじゃろ。 (M07_Sumi) うむ、胸で貰って胸AP0な (GM2O) 【人工魔族12号】「まずは・・・上からだ。」 (GM2O) 豪腕の癖に鋭い一撃 (M07_Sumi) で、大きすぎる胸、を (GM2O) あいさ。 (GM2O) RPどうぞ! (M07_Sumi) それと、コンプレックス:胸も (GM2O) あいw (GM2O) ロールプレイどうぞw (M07_Sumi) 【菫】「!?そんな、間合を…きゃああぁっ!?」一撃の後、間合を十分に離した筈なのに。その一撃は吸い込まれるように胸部を捉え――布が裂け破れるような音を残し、その身体が浮いて後方へ吹き飛ばされる「――っ、けほ、けほっ……凄い一撃…あんなの、何度も受けてたら…」転がって、すぐさま立ち上がる。が、胸の部分は無残に破け。 (GM2O) 【人工魔族12号】「あら?どうした?顔が真っ青だぜ?ほらほら自慢の剣先が震えてるぞ。」 (M07_Sumi) そこからは、ピンク色の乳首をのせた白く大きな乳房がふるふると柔らかそうに揺れている。「…っ!?」 (GM2O) 【人工魔族12号】「くひひっ良い乳だ。ピンク色で・・乳首も一緒に震えてるな。げははは。」そう言って指を刺して笑う。 (M07_Sumi) 【菫】「う、うるさいうるさい! まだまだ、これからなんだから!」大きな声を張り上げ、震えそうになる切っ先を抑え込む。冷静さを失ったら負け、とは思うものの、12号の揶揄には流石に頬だけでなく肌も羞恥で薄く染めて。 (GM2O) 【人工魔族12号】「おうおう、おびえちゃって。アドレナリンが出てるな。雌の良い臭いだ。」 (GM2O) 【人工魔族12号】「なぁドクター。こいつ処女か?そんな臭いがするけど?」 (GM2O) 【白衣の男】『処女膜は無いが、経験は無い。』 (GM2O) 【人工魔族12号】「じゃあ、あの胸を弄り倒すのは俺が初か。くひひ・・・たっぷり揉んでやるよ。」 (GM2O) 手をわきわきとうごかし (M07_Sumi) 【菫】「お、女の子相手に雌なんて言うなっ! ん、なぁ…!?」その物言いにはちょっと憤慨するが、それ以上に白衣の男があっさりバラした言葉に、口をあんぐりと開けて。 (M07_Sumi) 【菫】「て、手付きがヤラし過ぎる……いけない (GM2O) 【人工魔族12号】「んじゃ、ほれ。クソガキども。剥け剥け。」 (M07_Sumi) いけない、次が来るんだから――!!」 (GM2O) 【オーク】「ギギギブヒィイイ!!!」 (GM2O) ではオーク×3の攻撃っす。 (M07_Sumi) ほいほい (GM2O) ヘビーアタック (GM2O) 3d6+6 "(kuda-dice) GM2O - 3D6+6 = [4,5,6]+6 = 21" (GM2O) 3d6+6 "(kuda-dice) GM2O - 3D6+6 = [2,4,1]+6 = 13" (GM2O) 3d6+6 "(kuda-dice) GM2O - 3D6+6 = [4,6,2]+6 = 18" (GM2O) 3回っすね。 (M07_Sumi) 3回ともアヴォイドを (GM2O) あいさ! (M07_Sumi) いや、3回もできん…!13のヤツにアヴォイド (M07_Sumi) 3d6+6 "(kuda-dice) M07_Sumi - 3D6+6 = [1,3,1]+6 = 11" (M07_Sumi) OH( (GM2O) 【人工魔族12号】「んっ・・・ひひひ。ゆれる良い乳だ。やべえ勃ってきた。」ミリミリと起立するドリルにイボがついたような怒張 (GM2O) ふむ。ではアクトどうぞ!! (M07_Sumi) ええと、とりあえず21を腰に貰って腰AP0で全裸、で13と18を直で貰って…… (GM2O) (汗 (M07_Sumi) ・・) あの、HP0です… (GM2O) だね・・・・ (GM2O) んじゃ。GM権限でHP0として立っていてください。アクトの使用も可とします。 (M07_Sumi) ああ、弱すぎてごめんよう!? (GM2O) いやいや。GMが悪い(汗 (GM2O) 【人工魔族12号】「ん?・・・・もうおしまいか?餓鬼共、ちょっと離れろ。」 (GM2O) そういって離れるように支持する。 (GM2O) 指示ね。 (M07_Sumi) ま、まあとりあえず。アクトは<はえてない><ぱんつはいてない><つい見てしまう>で (GM2O) あいさ!! (GM2O) 【人工魔族12号】「ドクター。この雌弱すぎだぜ。俺の子、孕んでも強いのできるのか?」 (M07_Sumi) 【菫】「く、この――ぁう、っきゃあああぁっ!?」3匹を立て続けに捌こうとする、が。一対多数、という経験の少なさからあっという間に捌ききれなくなり。直撃を受けて倒れ伏して。 (GM2O) 【白衣の男】『12号。少し自分の力量を鑑みた方が良い。君は十分に強い。大丈夫だ。』 (GM2O) 【人工魔族12号】「ちぃ。弱い雌か・・・・喰うか。」じろりと菫を見る。 (GM2O) 【白衣の男】『流石に、この戦闘データでは・・・・・それもやむ得まい。12号。お前に任せる。』 (M07_Sumi) 【菫】「けほ、ぅ、うぅ……こんな、あっさり……っ」ダメージに震える腕で、刀を杖のようにして。ヨロヨロと立ち上がり。 (GM2O) 【人工魔族12号】「まぁ足とか胸とかは食いでがありそうだしなぁ。」みりみりに勃起した怒張のまま近づいていく。 (GM2O) RPどぞw (M07_Sumi) 【菫】「――ッ!? ぼ、ボクを食う心算なら…覚悟してよね。食べられるまで、ううん、食べられても、お腹の中で思いっきり暴れまわってやるんだから」此方に近付いてくる12号。食う、という言葉に恐ろしさはあるが、ここで死ぬとしてもせめて最後まで睨みつけてやる。そう気力を奮い立たせて。 (GM2O) 【人工魔族12号】「そんな毛無しのマンコ見せた状態で粋がってもなぁ。」ぐひひっと笑い (M07_Sumi) 【菫】「~~~っ、う、うるさいうるさいっ! そ、そっちだって……な、何その、凄いの……」そっちだって丸見えじゃないかと、言うよりも前に。まともに目にした怒張は、人間とは比べ物にならないサイズ、形状。呆気に取られながらも、顔を赤らめて12号のペニスに視線を食い込ませて魅入ってしまい。 (GM2O) 【人工魔族12号】「おっ?気になるか?どうだこのサイズ。くひひ」 (GM2O) 凄い形状で力をこめるとぎゅるぎゅると触手のように蠢く。 (M07_Sumi) 【菫】「き、気になるっていうか……そ、そこ、そんなになってて、痛くない訳…? ひゃ、う、動いた、動いたよ今っ!?」ペニスがうねうねと蠢くなど、文字通り前代未聞。素っ頓狂な声を上げながらもますますじーっと視線を向けて。 (GM2O) 【人工魔族12号】「げひひひひっ・・・お前、雌の素質あるぜ。」視線を受けてうねるペニス。 (M07_Sumi) 【菫】「め、雌の素質、って……ううぅ」うねるペニスと、そこから目を離せない、そして何故か動悸が高鳴ってきている自分に気付き、恥ずかしそうに項垂れ。 (GM2O) 【人工魔族12号】「おい・・・・」そう言って近づくと顎を剛力で捕まえて (GM2O) 【人工魔族12号】「お前が雌なら飼ってやる。人間の「女の子」とやらなら食ってやるけど?どうよ?どっちだお前は?」 (GM2O) そういって生臭い息がかかる距離でにらみつける。 (M07_Sumi) 【菫】「な、何さ――ぁ、ぐ、うぅ…っ!?」アゴを強烈な力で掴まれ、苦悶の声を漏らしながら。殺意交じりの脅迫に「ぐ、ぐぐぅ……っ、か、は…ぁ、ふ……め、す、ですぅ…っ」息苦しさで白くなりかける意識の中で、口は自然とそう呟いて。 (GM2O) 【人工魔族12号】「ほぉ・・・で。雌なのは・・・わかった。じゃあ何の雌だ?俺は豚だからな。異種姦は嫌だしなぁ・・・ぐひひ。」手を離して笑いながら問いかける。 (M07_Sumi) 【菫】「っ、ケホ、ゲホッ……ぁ、うぅ……豚、です…ボクは、雌豚、です…っ」息を吸い込み、涙目になりながら。12号の前に座り込んだまま答える。 (GM2O) 【人工魔族12号】「そうかぁ。でも雌豚が人間の言葉を喋るのはおかしいよなぁ。良い毛並みだし優しく飼ってやってもいいけどなぁ。なんか二本足で歩きそうだしなぁ。」げひげひとさらに笑いを濃くしながら耳元でささやきかける。 (GM2O) 【人工魔族12号】「ほらっ鳴け!」そう言って尻を平手で軽く叩く (M07_Sumi) 【菫】「そ、そんな……ぁ、あうぅっ!?」護るものもないお尻を叩かれ、じん、とした熱さに涙を浮かべながら。座り込んだ状態から四つん這いになって「…ぴ、ぴぎぃ、ぴぎぃーっ……な、鳴き声なんて、 (M07_Sumi) よく、わかんないよ…!」 (GM2O) 【人工魔族12号】「まぁそうか・・・くひひこいつは失礼した、新人の雌豚ちゃん。じゃあ御奉仕だ。」そう言って胡坐をかいて四つんばいの菫の前に座り込む。 (GM2O) うねる怒張は先走りが袋まで垂れている。 (M07_Sumi) 【菫】「ご、ご奉仕……コレを、舐めればいい、のかな……」四つん這いのまま、12号のドリルじみたペニスに顔を近づけ…すん、すん。と臭いをかいでから「…ん、ちろ、ちゅる……ぁふ、しょっぱいのが根元まで…ぇる、ちゅる…ぅ」赤いポニーテールと大きな乳房を揺らしながら、舌を使って舐め始める。 (GM2O) 【人工魔族12号】「それでいいぞ。くひひ・・・・お前の中に入るんだから良く濡らしておけよ。俺は従順な雌には寛大だ。お前らこの新人のメスのマンコを舌でほぐしてやれ。」 (GM2O) 【オーク】「ブヒヒッ・・・」3匹のオークが争うようにして無毛の菫の膣を嘗め回す。ざらざらとした舌はこそげ取るようにして愛液を舐め取り、時折尻穴まで舐める。 (GM2O) <口辱>OKっすよ~ (M07_Sumi) 【菫】「ふぁ…ん、ちゅぅ…ちゅむ、ぁふ……れる、ちゅう……ん、ひゃうぅっ!? ふぁ、や、お、お尻まで…ん、ちゅむ、ちゅぅ、ちゅっ…!」顔を半ばペニスに擦り付けるように舐める。後ろから舌で秘裂や尻穴を舐められると、身体を震わせ時折喘ぎを漏らしながら。「んっちゅ、ちゅむ、ふぁ、あ、やぁ…ぁ、ふぁぅ…ん、むぅぅっ」 (GM2O) 【人工魔族12号】「ふむ。よくよく見るとやっぱり綺麗な雌だな。お前名前は?」触手が口を犯すように前後に蠢き時折のどの奥に侵入しそうになる。 (GM2O) 【人工魔族12号】「それに・・・良い乳だ。」怒張に奉仕させながら大きな手で菫の乳房を優しく手馴れた動きで揉んでいく。 (M07_Sumi) 【菫】「ちゅ、ぅ……ぇ、けふぅ、ぅうっ……ん、ちゅる…っ、す、菫。姫川 菫だよ…ひぁ、ぁ、ん、くうぅぅっ…つ、強い、けど…ぁうっ! 胸、ジンジンして…ふぁ、ちゅ、ん、ちゅるぅっ」喘ぎの中で、途切れ途切れに名前を口にして。乳房を揉まれ、むず痒いような感覚の中、ペニスに舌を這わせる行為に没頭するように、ピチャピチャと水音を響かせて。 (GM2O) 【人工魔族12号】「そうか。新人雌豚の菫はザーメン飲むのは初めてか?そろそろ出してやるぞぉ。」びくびく痙攣しつつある怒張。 (GM2O) 【オーク】「ブヒィッジュルッ・・・ジュル!!」長い舌が膣に入り込みかき回すように穴をほぐしていく。こちらもかなり手馴れた動きで3匹分の舌が尻を這い回り溶かす。 (M07_Sumi) 【菫】「ちゅる、ん、んんぅっ……そ、そんなの、飲んだことも、見た事もないってば……ちゅぅ、れるぅ、ん、ちゅむ…ぁ、ぁうぅっ!? ひぁ、し、舌…っ、奥まで、なんて…ひぁ、ぁあんっ!?」射精間近に震えるペニスを、むしろさっきまでよりもずっと丁寧に激しく舐めしゃぶり。オーク達の舌で膣肉を解され、愛液を零しながらきゅうきゅうと締め付けを強くして。「ぁ、の、飲まなくちゃ…ふぁ、ちゅ、はむ、ん、ん、んっ…♪」 (GM2O) 【人工魔族12号】「素直な良い雌だ。じゃあほらっ・・少しだけ・・・ぐっ」そう言って痙攣するとびゅるびゅると粘性の薄い水のような精液が出る。 (GM2O) 明らかに多い。尿のような精液だが臭いは酷く濃く。 (GM2O) 【オーク】「じゅるじゅる」解れた穴から愛液をすすることに専念しつつクリトリスを鼻で擦る。 (M07_Sumi) 【菫】「ん、んぶっ……んぐ、ん、んんぅぅっ……ん、ぐ、んっ、んぐっ……ぁ、ふぁ…ヘンな、味…頭、クラクラ、するぅ…っ」吹き出したソレを、文字通り水を飲むようにコクン、と喉奥に滑らせ。その濃厚な臭気に瞳を蕩けさせ、愛蜜を更に溢れさせながら。「ん、こく、こく…んぐ、ごくんっ……ちゅ、ちゅぅ、ちゅぅぅぅ…っ♪」怒張に手を沿え、にちゅにちゅと扱きながら尿道からも吸い上げて。 (M07_Sumi) 【菫】「ふぁ、あうぅっ…ぼ、ボクのアソコ……舐められて、啜られて、るぅ…ん、くうぅぅんっ♪ ぁ、もっと、もっと出ちゃうよぉ…」啜られる先から愛液は溢れ続け。クリトリスを充血させながら、舌の動きにあわせるように腰はゆらゆらと動く。 (GM2O) 【人工魔族12号】「おほっ・・ぐぶぶっ・・・そんなことをするか。いいぞ、もっとやれ。しかし淫乱な雌だ。」霞の技術を褒めながら乳首をコリコリと摘み刺激する。 (M07_Sumi) 【菫】「ぁふ、ん、ひうぅぅんっ! ちゅぷ、ふぁ、んく、ぴちゃ……い、淫乱、なのかな…ボク……ぁう、先っぽ、じん、って痺れて…ん、れる…っ♪」淫乱と言われても恥ずかしがりもせず、むしろその言葉にゾクリとしたモノを感じて。ペニスにねっとりと舌を這わせ、袋までも舌で丁寧に舐めて。 (GM2O) 【人工魔族12号】「ぐぶぶ・・・綺麗になったな。おいお前ら離れろ。」そういうと3匹のオークが離れる。 (M07_Sumi) では、そろそろ<熱い蜜壷>と<つけられた種>で (GM2O) 【人工魔族12号】「さて・・・これからどうしてやるか。ぐぶぶぶ・・・」胸を執拗に嬲りながら (GM2O) 【人工魔族12号】「さて、種付けの時間だ。淫乱雌豚のマンコを開いて見せろ。」そう言って舐めるのをとめさせる。 (M07_Sumi) 【菫】「ん、ぁぅんっ! ふぁ、ぁん……ぼ、ボクと…セックス…こ、交尾、するんだよね……こ、この、オチンチンで…♪」 (GM2O) 【人工魔族12号】「そうだ。ばっちり妊娠させてやるからな。ぶひひっ」そう言って菫の顔を舐める (M07_Sumi) 【菫】「は、はぁい……えっと…お尻、向けるね……ん、ふぁ、ぁ…っ」四つん這いのまま、12号にお尻を向け。自らの手で秘裂を割り開いて、ピンク色の淫肉をしっかりと見せる (GM2O) 【人工魔族12号】「ぐぶぶ・・・良い色だな。」品定めするようにしてみつつ (GM2O) 【人工魔族12号】「さて、自分が何でこれからどうされるか言ってみろ。淫乱にふさわしい言葉でな。」 (M07_Sumi) 【菫】「ぁ、あぁ……そ、そんなに見られると…っ」赤い髪と同じ様に肌も羞恥と興奮で赤く染まり「ぼ、ボクは…雌豚のボクは、これから……あ、あなたの逞しいオチンポで、淫乱の雌豚マンコを、抉られて……た、種付け、されます…っ♪」四つん這いで、相手に濡れた秘裂を割り開いて見せたまま。淫らな言葉を口にして、ゾクゾクとした興奮で身を震わせ。 (GM2O) 【人工魔族12号】「よおし、じゃあ入れてやる。」そう言って伸し掛かり後ろからドリルのような肉棒を突き入れる。 (GM2O) よく濡れた雌肉をごりごりと刺激しながら最奥を目指しつきこんでいく。 (M07_Sumi) 【菫】「ひぅ、ぁあああぁぁぁっ♪ き、来てる、ボクの、おまんこ、にぃ…っ…か、ふぁ、ぁぁ……ッ、めくれ、るぅ…っ♪」濡れきった秘所は抵抗もなく、巨大なドリルじみたペニスを受け入れ。奥まで突き進むそれに膣飛騨が絡み付き、そして引き剥がされていく生々しい交尾の快感で、目の前がチカチカと明滅し。獣じみた喘ぎを漏らして。 (GM2O) 【人工魔族12号】「ぐぅっ・・・良い具合だっ!・・どうだっ雌の快楽味は?・・今、さらに気持ちよくしてやるからなっ!」そう言って前後に激しく突き上げ、怒張は菫の膣内でうねりのたうつ。それ自体が別の生き物のように膣襞をかき回す。 (M07_Sumi) 【菫】「ひぅ、ぁ、ふぁ、あひぃぃぃっ♪ こ、交尾、っ、すご…ボク、壊れそう、なのにぃ…ひぃいんっ♪ いい、グチュグチュ、される、のぉ…っ」荒々しい腰使いに、喜悦の涙さえ浮かべながら、半開きの唇から、舌を垂らし涎を零しながら、尻を振り、乳房を地面に擦り付けるように揺らしながら、与えられる快感に悶え鳴き。 (GM2O) 【人工魔族12号】「ぐぶぶっ・・・そうかっ!どうだっ?!俺の番(つがい)になるか!この具合と胸なら・・番にしてやってもいいぞっ!」そう言ってゴリゴリと膣肉を削り取りながらドリルのようなペニスの切っ先を子宮口にあてがう。 (M07_Sumi) 【菫】「くふぅっ、んっ、はぅん、きゅ、ひうぅぅんっ♪ つ、番…っ、ボク、番に、なるぅ……っ、いっぱい、ごしゅじんさまの、赤ちゃん、産むのぉ…っ♪ ふぁ、んんんぅっ、いい、もっと、もっとおまんこ、奥まで、壊れちゃうまで、抉ってぇぇっ♪」知性があるとはいえ、醜いオークでしかない相手の番になる。人間でなくなるに等しいそれを、悦びに悶えながら受け入れ。自ら尻を押し付け、子宮口が先端をくぷ…と受け入れはじめて。 (GM2O) 【人工魔族12号】「ぐはははっ!なら受けとれっ俺の種を存分にくれてやるっ!!」 (GM2O) ドリルのような肉棒を子宮口に突き刺し、その先から粘性の薄い精液をどくどくと際限なく吐き出す。それは菫の子宮が一杯になってもまだ飽き足らずポンプのように吐き出す。そして膨れていく菫の子宮。 (GM2O) 【人工魔族12号】「ぐぶぶ・・・・パンパンに膨れた子宮に栓をしてやるからなぁ・・・ボテ腹で妊娠するがいいっ!」ぎりぎりと膨らんだ子宮の入り口に粘性の極めて高い精液をどばっと出して蓋をする。子宮に栓をされ本来流れ出る精液が留め置かれる。 (M07_Sumi) 【菫】「きて、きへぇぇっ! いっぱい、いっぱい子宮にぃ――ひいぃいぃぃぃぃぃっ♪ しゅご、子宮、一杯、にぃ……はぅ、きゅ、んくうぅぅぅううぅぅぅっ♪」子宮に直接注がれる精液、絶頂に達しながらも、膣肉は貪欲にドリルペニスを締め付け、扱き。徐々に膨らみ始めた腹を、自分の手で撫で回し「ぁ、はぁ……ボク、もぉ、妊娠しちゃった、みたいにぃ…♪」 (GM2O) 【人工魔族12号】「ぶはははっ・・・これでお前は俺の物だっ・・・!」そう言いながらまた激しく腰を動かしていく。 (M07_Sumi) 【菫】「ひぅ、ん、ぁっ、ぁっ、ぁっ♪ ボク、雌豚に、なりゅのぉ…いっぱい、いっぱい産むのぉ…♪」上半身を地面に突っ伏しながら、しかしお尻だけは高く掲げて。12号の腰の動きにあわせるように、自分の腰をくねらせ、膣肉を更に強く纏わり付かせ。 (GM2O) 【人工魔族12号】「ぐひひっ・・・ああっ!一杯産ませてやる!ドクター!こいつは何時まで飼えるんだ!!」そしてもう一度射精すると栓の粘度の高い精液が洗い流され、子宮から吹き出た精液が膣を逆流して噴出する! (GM2O) 【白衣の男】『さぁな。本人が望むならこの部屋で生活してもらうことになるが。この子宮で受胎させたいのはお前の子だけではないからな。』 (M07_Sumi) 【菫】「う、うれひ――ふぁ、くひぅうぅぅぅうっ♪ し、しきゅっ、から、ボク、子宮から、射精、して、はへ、ぁひいぃぅうぅぅぅっ♪」注がれた精液が、勢い良く逆流して外に噴水のように噴出す。今までとは逆の刺激に、狂ったように嬌声を上げ、身を捩じらせる。 (GM2O) 【白衣の男】『さて・・・・本人にその意思があるかどうか。どうするかね?』>菫 (M07_Sumi) 【菫】「くぁ、ぁ……へぅ、ん、ひぅ・・…も、もっと…もっと、赤ちゃん、産む、のぉ…♪」初めてのセックスで与えられた快感は、あまりにも大きく。許容量を遥かにオーバーして翻弄され、淫蕩な表情のままうわ言のように呟きを繰り返し。ただ膣肉だけがもっと精液を欲するように蠢き続けて。 (GM2O) 【白衣の男】『ふむ。まぁ返答ができないようだ。基本の二週間で仔を二回出産して貰おう。』 (GM2O) 【人工魔族12号】「二週間で俺の物に躾けてやるっ・・」がしゅがしゅとまた腰を動かし始める。 (GM2O) こんな感じでしょうか。 (M07_Sumi) ういうい! (GM2O) (GM2O) (GM2O) (GM2O) エンディング。 (GM2O) 2d10 "(kuda-dice) GM2O - 2D10 = [4,3] = 7" (GM2O) ちがう。 (GM2O) 2d20 "(kuda-dice) GM2O - 2D20 = [15,10] = 25" (GM2O) 君は二週間で二回出産して25匹の仔を産んだ。その仔は総て敏捷と攻撃能力が高いと判断された。 (GM2O) そして『有る程度』正気に戻って再びあの応接室に君は居る。 (GM2O) 【白衣の男】「ふむ。出産した魔族には非常に良い適正が見られる。しかし戦闘はあまり良いデータを得られなかった世。」 (GM2O) 【白衣の男】「ふむ。出産した魔族には非常に良い適正が見られる。しかし戦闘はあまり良いデータを得られなかったよ。」 (GM2O) 【白衣の男】「だが、多産というのはありがたい。多くの実験体を産んでくれたことは非常に良いことだ。」 (M07_Sumi) 【菫】「うぅ……な、なんだか2週間で人生観変わった気分……ふぅ」未だ火照り、疼く身体を抱きすくめながら話半分に聞いている、が「うぅ…そ、それについてはもう面目ないとしか…」が、やはり戦闘データ面で役立てなかったのは幾分か刺さった模様。 (GM2O) 【白衣の男】「この功績から言っても君は『飼育』される権利を有しているが。どうするかね。」 (M07_Sumi) 【菫】「えっと、それなんだけど……ボク…ううん、私、ちょっとお願いが……」 (GM2O) 【白衣の男】「なに、まだ経験が足りないのかもしれない。どんどん戦って経験値を上げてくれたまえ。」 (GM2O) 【白衣の男】「む?なんだね?」 (M07_Sumi) 【菫】「えっと……豚だけじゃなくって…馬とか、犬とか……他の動物型の魔族の子も、孕んでみたいなぁって……」頬を染め、浮かべる微笑は色欲に染まった雌そのもの。 (GM2O) 【白衣の男】「ふむ。なんとも・・・・すばらしい。」 (GM2O) 【白衣の男】「では次は、馬と犬とトカゲなどの型もあるな。好きなのを選びたまえ。後はここに『住む』かね?」 (GM2O) 【白衣の男】「変り種では触手とかも・・・あるがね。」 (M07_Sumi) 【菫】「ついでにほら、一緒に飼育されながら戦闘もこなせば技量も上がるし…わ、馬もトカゲも…どっちも素敵…」挙げられる候補に胸を高鳴らせ。「うん、私でよければ……ここで、飼ってください」 (GM2O) 【白衣の男】「素晴らしい!では早速準備をしよう。日常的に実験するからがんばってくれたまえ。」 (GM2O) 【白衣の男】「それでは書類手続きをしなければな。」 (GM2O) と部屋から出て行く。 (M07_Sumi) 【菫】「ふふ……んー、次はどんな子を孕めるのかなー……♪」自分の腹部を撫でながら、その秘裂は既に潤み濡れて。 (GM2O) その手に呼応するようにしてきゅんっと子宮が啼いた。 (GM2O) (GM2O) (GM2O) (GM2O) お疲れ様でした。 (M07_Sumi) おつかれさまー! (GM2O) 一応の終了です。 (GM2O) では堕落判定を一応。大丈夫だとは思いますが。 (M07_Sumi) ちょっとロールとか時間かかり気味になってもうしわけなかった (GM2O) いやいや。なんの (GM2O) エロかったぁ・・・ (GM2O) 次は馬だ!! (M07_Sumi) えっと、獲得SP÷2が目標だっけ? (GM2O) 判定は体力か知力で行い、「現在のSP÷2」が目標値。判定にクライシスアビリティは使用できない。[直前]の魔法は可。 (GM2O) アイアンウィルを持っていれば楽勝かと。 (M07_Sumi) もってないね! (M07_Sumi) ええとSPは6だから半分で3か (GM2O) ぐはっ!! (GM2O) 大丈夫か?! (GM2O) そのうちきつくなりますぜ・・・ (GM2O) 一応どうぞっすw (M07_Sumi) まあ、アイアンウィルも取るからだいじょうぶ (GM2O) うひひw (M07_Sumi) 2d6+2 ちなみに魔力 "(kuda-dice) M07_Sumi - 2D6+2 = [4,3]+2 = 9" (M07_Sumi) よゆーよゆー (GM2O) あいさw (GM2O) では調教刻印は何をとりますかね? (M07_Sumi) 動物でいいんじゃないかとー (beemoon) つっきーつっきー (beemoon) 懐妊刻印と調教刻印は別なのよ (M07_Sumi) ああ、そうか (M07_Sumi) んー、受精中毒で (GM2O) あいさ! (GM2O) 懐妊刻印は判定するまもなく・・・+20とかだからなw (GM2O) ダイスふるまでもなくw (M07_Sumi) なんてこったい( (GM2O) くくく・・・w (M07_Sumi) あ、ちなみにCP9のSP6でしたよと (GM2O) あいさ!!
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■談合06Ⅳから ■談合06Ⅵへ 最新の情報は、■談合 へ 1117 官製談合防止法改正案成立を 塩崎官房長官、自民に要請 [朝日] 1107 「地方自治体しっかりせい」 談合・裏金…総務省通達 [朝日] 1110 談合企業23社に罰金計64億円、橋梁談合で判決 高裁 [朝日] 1031 土地取引「前知事に報告」 弟が関与認める 福島県汚職 [朝日] 1029 江戸川区汚職:談合組織に11年前から見積もり丸投げ [毎日] 1025 佐藤前知事、93年まで「天の声」 汚職事件機に中止 [朝日] 1024 「クリーン知事」癒着…業者、選挙も会社も支援 [読売] 1024 佐藤・前福島知事を逮捕、ダム工事収賄容疑 [読売] 1011 成田空港工事談合、契約に明記なく違約金請求できず [読売] 1006 福島県前知事の実弟に建設会社から数千万、選対に配る [読売] 1002 福島談合 前知事関与が焦点 東京地検特捜部、全容解明へ [毎日] 0930 福島談合 東急建設、実弟に知事選資金300万円 [毎日] 0930 橋梁4社「官製談合のため違約金は拒否」 訴訟に発展か [朝日] 0928 佐藤・福島県知事が辞職表明…談合事件・実弟ら逮捕で [読売] 0926 福島談合、知事の弟ら3人逮捕…東京地検 [読売] 0917 「談合疑惑度」1位は北海道 全国オンブズマン調査 [朝日] 0906 福島県知事の弟を事情聴取へ 談合事件で東京地検 [朝日] 0905 福島県発注の下水道工事、談合で仕切り役ら2人逮捕 [読売] ■談合06Ⅰ より続く 1117 官製談合防止法改正案成立を 塩崎官房長官、自民に要請 [朝日] 2006年11月17日19時07分 塩崎官房長官は17日、宮崎県の官製談合事件を受け、自民党の二階俊博国対委員長に電話で、官製談合防止法改正案について「できる限り早く通し、官製談合のない体質に日本を変えていかなければならない」と伝え、今国会成立へ向けて努力するよう要請した。 この改正案は先の通常国会から継続審議となっている。 URL http //www.asahi.com/politics/update/1117/010.html 1107 「地方自治体しっかりせい」 談合・裏金…総務省通達 [朝日] 2006年11月07日16時47分 菅総務相は7日、地方自治体で談合事件や裏金問題など不祥事が相次いでいることから、地方行政や地方公務員への信頼回復のため綱紀粛正を都道府県知事と政令指定市長に通達した、と明らかにした。県などを通じて市区町村への徹底も求めた。同様の通達は95年、食糧費のあり方をめぐって綱紀粛正を求めて以来。 政府が国会に提出した地方分権改革推進法案はこの日、衆院総務委員会で質疑があった。通達は事務次官名で「分権を一層推進していこうとする中、誠にゆゆしき事態。地方公共団体全体の信頼にかかわる重大な問題」と指摘。公金や入札、職員の休暇の適正な取り扱いや飲酒運転の防止など6項目を挙げて努力を求めた。 閣議後の会見で菅総務相は「通達は異例と思うが危機感を持っている。分権は避けて通れず、地方に『しっかりしてほしい』というメッセージを込めた」と述べた。 URL http //www.asahi.com/politics/update/1107/007.html 1110 談合企業23社に罰金計64億円、橋梁談合で判決 高裁 [朝日] 2006年11月10日11時25分 旧日本道路公団(JH)などが発注した橋梁(きょうりょう)をめぐる談合事件で、独占禁止法違反(不当な取引制限)の罪に問われた橋梁メーカー23社などに対する判決公判が10日、東京高裁で開かれた。高橋省吾裁判長は「我が国を代表する大企業も多数含み、社会に与えた損害も甚大だ」として、23社に罰金6億4000万円~1億6000万円、元JH理事など8被告に執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。 各社の罰金額は、談合組織「K会」の常任幹事社「横河ブリッジ」、「A会」常任幹事社「川田工業」の2社が各6億4000万円(求刑罰金8億円)、「石川島播磨重工業」「JFEエンジニアリング」に各4億8000万円(同6億円)、ほかの19社が各2億8000万~1億6000万円で、23社を合わせると計64億8000万円になる。 横河ブリッジの主担当者だった横山隆被告(60)が懲役2年6カ月執行猶予4年(求刑懲役2年6カ月)、元JH理事で、同社元顧問の神田創造被告(72)は同2年執行猶予3年(求刑同2年)の有罪判決で、ほかに企業の談合担当者6人が、いずれも執行猶予付きの懲役2~1年とする有罪判決を受けた。同法違反の罪に問われた業者側の3社と担当者2人は、分離して公判が続いている。 高橋裁判長は判決で、「鋼橋業界の有力事業者のほぼすべてが談合システムに参加して構築された」と認定。「鋼橋業界における根深い談合体質に由来しており、長期間にわたり継続されたもので常習性が顕著だ」と非難した。高落札率で社会が受けた損害金については「少なくとも落札価格の5%とみるのが相当」とし、起訴された2年度の合計で約93億円に上るとした。 公正取引委員会によると、独禁法違反の罪に問われた1社あたりの罰金額は、ダクタイル鋳鉄管をめぐるカルテル事件の1億3000万円が過去最高で、今回はすべての社がそれを上回った。03年施行の独禁法改正で、罰金の上限が1億円から5億円に引き上げられていた。 URL http //www.asahi.com/national/update/1110/TKY200611100201.html 1031 土地取引「前知事に報告」 弟が関与認める 福島県汚職 [朝日] 2006年10月31日06時18分 福島県発注のダム工事をめぐる汚職事件で、同県前知事の佐藤栄佐久容疑者(67)の実弟で「郡山三東スーツ」前社長の佐藤祐二容疑者(63)が東京地検特捜部の調べに対し、わいろとされた土地取引について「兄に報告した」と前知事の関与を認める供述を始めていたことが、関係者の話でわかった。さらに、「土地取引は工事を受注したゼネコン側からの受注の謝礼と認識しており、兄も謝礼の趣旨だと知っていた」とも供述しているという。 特捜部は、取引を主導していた前社長が前知事の関与についての供述を始めたことを重視。前知事の関与実態などについてさらに調べを進めている模様だ。 関係者によると、前社長はこれまでの調べに対し、土地取引に関し、前知事の関与を一貫して否定していた。しかし、最近の調べでその供述を変えたという。 同県が00年8月に入札を行った木戸ダム建設工事で、前社長らの受注調整により、準大手ゼネコン「前田建設工業」(東京都千代田区)などの共同企業体(JV)が落札。前社長は、前田建設工業側に依頼し、この工事の下請けの中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)に三東スーツの福島県郡山市内にある本社工場用地を、受注の見返りとして購入してもらった。前社長は調べで、この取引を前知事に報告し、前知事も見返りであることを認識した、との説明を始めたという。 これに対し、前知事は逮捕前、朝日新聞の取材に対して「(三東スーツの)経営には関与していない。土地売却についても知らなかった」と話し、逮捕後の調べにも、逮捕容疑について「納得がいかない」などと否認しているという。 URL http //www.asahi.com/national/update/1030/TKY200610300333.html 1029 江戸川区汚職:談合組織に11年前から見積もり丸投げ [毎日] 東京都江戸川区で、石井諭写す 東京都江戸川区の塗装工事に絡む汚職事件で、発注を担当する同区施設課が、工事の見積もり業務を少なくとも11年前から地元の談合組織「江戸川区塗装研究会」に丸投げしていたことが区の調査で分かった。収賄容疑で警視庁に逮捕された係長、横内利光容疑者(56)が担当になる前からの慣例で、見積もりを割り振られた業者に施工を落札させるという談合組織のしきたりもあった。官業の、いびつなもたれ合いが浮かんでいる。【長野宏美、石丸整】 ■水増し3割 「自分の就任前から行われていた。問題ないと思っていた」。95年4月に施設課(当時は施設2課)の課長に就任した職員は、見積もり丸投げ問題についての区の調査にそう説明した。 横内容疑者が同課の担当係長になったのが96年4月。丸投げは「逮捕された一職員の所業」でなく「部署内の伝統」だった。高崎賢一助役は「いつ始めたかは分からないが、(丸投げする方が)便利だと考えたようだ」と話す。 施設課では、塗装工事の見積もりを「数量調査」と呼んだ。金額でなく、工事に必要な塗料や作業を数値で算定する。業者が提示する数値が適正かどうかを課員がチェックすることはなかった。「壁の傷み具合を水増しするといった操作で、価格を2~3割引き上げることは簡単にできた」と業者は言う。 ■区役所で依頼 贈賄側とされる「大成塗装」社長(時効が成立)は、19社でつくる江戸川区塗装研究会の会長として談合を主導。横内容疑者は、会長を通じて研究会の仕切り役を区役所に呼び出し、数件ごとに一括して見積もりを依頼した。 会長らは、見積もり業務を加盟業者に割り振ることで地元業界の実権を握った。見積もりを受託した業者に、その工事の落札も譲るのが業者間のしきたり。談合は、こうして繰り返された。「見積もりは無報酬だったが、施工まで約束されているので十分にもとが取れた」と加盟業者は話す。 業界関係者によると、専門知識をもつ職員の少ない自治体で、工事の見積もりを業者に任せるケースは少なくない。そうした場合でも、工事価格が高くなるのを抑えるため、複数業者に依頼するのが通常だという。「談合組織に見積もりを丸投げし、言い値のまま工事価格を決める自治体など聞いたことがない」 捜査幹部は「区職員へのわいろも、業者に甘い区の体質を維持しようとする意図が背景にある」とみている。 毎日新聞 2006年10月29日 3時00分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061029k0000m040098000c.html 1025 佐藤前知事、93年まで「天の声」 汚職事件機に中止 [朝日] 2006年10月25日08時14分 福島県発注の工事をめぐり収賄容疑で逮捕された同県前知事の佐藤栄佐久容疑者(67)が、93年ごろまで、工事の入札前に発注者が受注業者を指名する「天の声」を出していたことが、関係者の話でわかった。同年のゼネコン汚職事件を契機に天の声をやめ、代わりに実弟で「郡山三東スーツ」前社長の佐藤祐二容疑者(63)が談合の仕切り役を務めるようになったという。東京地検特捜部も関係者から同様の情報を得て、贈収賄事件の背景事情として調べている模様だ。 佐藤前社長は、知事の弟としてゼネコン各社に強い影響力を持っていたため、前社長の業者選定が、実質的に県側の「天の声」として受け止められていたという。 しかし、90年代初めの時期までは、仙台市を拠点とするゼネコン東北支店の談合組織に対し、同県発注工事の受注業者を指名する、前知事自身の意向が伝えられることがあったという。 その後、93年に特捜部がゼネコン汚職を摘発し、当時の仙台市長や宮城県知事などを次々と逮捕した。この事件では、ゼネコン各社の役員が、自治体首長に直接面談し、工事の受注希望を伝えていたことが明らかになった。 この事件をきっかけに、福島県では前知事による「天の声」が出されることがなくなった。代わりに、実弟の前社長が、ゼネコンの受注調整に介入し、発言力を強めていったという。 また、前社長から県OBなどを通じて、県側に受注調整の結果が伝えられ、県側は落札予定社が入札指名から外れないよう配慮していたという。 贈収賄事件の対象工事となった、準大手ゼネコン「前田建設工業」(東京都千代田区)の共同企業体が、00年8月に約206億円で落札した「木戸ダム」建設工事でも、前社長が同社の依頼を受け、落札できるように受注調整していたことがわかっている。 特捜部は、同県発注工事をめぐる受注調整の実態を調べる中で、こうした経緯を把握した模様だ。このため、前知事が、前社長による受注調整を十分に認識し、関与していた疑いがあるとみて調べている。 URL http //www.asahi.com/national/update/1024/TKY200610240398.html 1024 「クリーン知事」癒着…業者、選挙も会社も支援 [読売] クリーンさを強調してきた福島県の佐藤栄佐久前知事(67)が23日、県発注の公共工事を巡る汚職事件で逮捕された。実弟逮捕の責任を取り、5期18年間にわたる長期政権に終止符を打って25日。実弟らを通じて建設業界と不明朗な関係を結び、多額の資金提供を受けていた構図が浮かび上がった。 木村守江元知事が逮捕された30年前に続き、繰り返された癒着の連鎖に、県民らからは失望のため息が漏れた。 ◇ 出頭要請を受けた佐藤栄佐久容疑者は23日午後3時過ぎ、私設秘書の運転する白い乗用車で福島県郡山市の自宅を出た。 その自宅前では今月4日、「私はお金に関してはどんなお金でも一切触っていない」と、“金権”とは無縁と強調していた。だが、建設業者からの働きかけは、18年前から始まっていた。 初当選した1988年の知事選。建設業界はこぞって、対抗馬の元建設省技監を支援した。ところが、選挙戦終盤、栄佐久容疑者の優勢が伝えられると、陣営にゼネコン担当者が「遅ればせながら陣中見舞いです」と分厚い現金入りの封筒を持って来た。応対した私設秘書は、「業界は手のひらを返したようにすり寄ってきた」と振り返る。 以後、5度の当選を重ねた。選挙では、収支報告書に記載されない多額の裏金が動いた。選対幹部を務めた元県議は「法定費用では足りない。報告書は全部デタラメだった」と明かす。 選挙資金の配分を仕切ったのが、実弟で郡山三東スーツ前社長の佐藤祐二被告(63)だった。県工事の受注で有利になることを期待する建設業者から、祐二被告が裏金を集める仕組みが出来ていった。 日常的な政治資金集めでも、建設業界の存在は大きかった。栄佐久容疑者への献金の主な受け皿になっている政治団体「社会政治工学研究会」(郡山市)の収支報告書によると、県建設業協会加盟社の役員からの献金は、2003~05年の3年間で計1826万円に上り、個人献金総額の23%を占める。最も多い03年は、加盟56社の役員62人から計712万円を集めた。 ◇ 今回の事件でわいろ提供の受け皿となったのは、スーツ社だった。同社は、栄佐久容疑者の父、房雄氏(96)が戦前に起こした洋服店が前身で、63年に三井物産、大東紡織の2社からも出資を受けた。 元社員によると、祐二被告が91年に社長就任後、廉価な東南アジア製スーツに押され、注文が激減。90年代後半から人員削減を進め、多額の退職金支払いに現金が必要になったという。 そこに目を付けたのが、木戸ダム工事を受注した準大手ゼネコンの前田建設工業だった。関係の深い中堅ゼネコンの水谷建設に指示してスーツ社所有地を購入させ、2001年には前田建設工業と子会社で計4億円をスーツ社に融資した。 栄佐久容疑者は、今も41・7%を保有する筆頭株主で、経営の重要な事項を知りうる立場だった。前田建設工業の元営業担当者は、「祐二イコール栄佐久。一連の取引ではかなり恩を売った。人間、困った時の恩は忘れないし、助けられたら、今度は助けてくれる」と意図を説明した。 (2006年10月24日3時2分 読売新聞) 1024 佐藤・前福島知事を逮捕、ダム工事収賄容疑 [読売] 辞職の2日後、外出先から自宅に戻った佐藤前知事(9月30日、福島県郡山市で) 福島県が2000年8月に入札を実施した木戸ダム建設工事を巡り、東京地検特捜部は23日、同県の佐藤栄佐久前知事(67)を収賄容疑で逮捕、実弟の佐藤祐二被告(63)を同容疑で再逮捕した。 同工事入札の際、準大手ゼネコン「前田建設工業」が幹事社の共同企業体が受注できるよう便宜を図った見返りに、祐二被告が経営していた会社の土地を、同工事を下請けした業者に時価を上回る約9億7000万円で買い取らせた上、差額分をわいろとして受け取った疑いが持たれている。 県発注工事を巡る一連の捜査は、県トップの汚職事件に発展した。 知事在職中の汚職で逮捕されたのは、02年の徳島県発注工事を巡る汚職事件で逮捕、起訴された円藤寿穂・元徳島県知事(有罪確定)以来。 栄佐久容疑者は「一切関与していない」と容疑を否認。祐二被告も容疑を否認しているとみられる。 特捜部は24日、栄佐久容疑者の自宅や県庁の知事室など数か所を捜索する方針。 調べによると、祐二被告が社長を務めていた紳士服縫製販売会社「郡山三東スーツ」は02年8月、本社跡地を三重県の中堅ゼネコン「水谷建設」に約8億7000万円で売却。スーツ社側は翌9月、水谷建設から、祐二被告が経営していた有限会社「オックスフォード」(清算)を通じ、1億円を追加で受け取った。栄佐久容疑者は02年5月までスーツ社の取締役だった。 水谷建設は土地取引の2年前の00年8月、木戸ダム建設工事の入札で、元請けの前田建設工業から下請け工事を受注していた。 特捜部は、前田建設工業の元副会長(74)が、栄佐久容疑者らから工事の受注で便宜を図ってもらった見返りに、下請けの水谷建設元会長・水谷功被告(61)に指示し、スーツ社の土地を購入させた疑いがあるとみている。また、土地購入自体が、売却のメドのたたない土地を現金化できたという「経済的利益」としてわいろと認定したほか、当時の土地の実勢価格は5~6億円で、購入額との差額分もわいろに当たると判断した。 土地代金の提供先は、祐二被告の経営するスーツ社だったが、特捜部では、栄佐久容疑者もスーツ社の筆頭株主として取引の利益を享受していたことなどから、栄佐久容疑者本人へのわいろに当たると認定した。 これまでの調べに対し、水谷被告は、「前田建設工業からの指示で土地を購入した」とし、前田建設工業の元幹部も「木戸ダム受注の謝礼の意味合いで水谷建設に土地を購入させた」と贈賄工作を認めていた。贈賄側は時効(3年)が成立している。 特捜部は今後、栄佐久容疑者が、木戸ダム工事の入札を巡る受注調整に直接、関与していた疑いが強いとみて追及する。 栄佐久容疑者は、参院議員から福島県知事に転身し、04年に5選を果たしたが、9月28日、祐二被告らが逮捕された責任を取り引責辞任していた。 (2006年10月24日1時46分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20061023it12.htm 1011 成田空港工事談合、契約に明記なく違約金請求できず [読売] 新東京国際空港公団(現・成田国際空港会社)発注の電機関連工事を巡る談合事件に絡み、公団側が契約書に違約金条項を明記していなかったため、違約金約3000万円を請求できなかったことが11日、会計検査院の指摘でわかった。 同社は「談合に対する認識が甘く、必要性を理解していなかった」と説明、すでに条項を改めた。 この違約金制度は、国土交通省が2003年に導入し、入札で談合が明らかになった場合、落札業者に契約金額の10%を支払わせるもので、同省は公団など所管する団体にも導入を呼びかけていた。 しかし、公団側はこれに従わず、事件となった3件の工事のうち、同年6月以降に入札が行われた2件の受変電設備工事(契約金額計約2億9000万円)について、違約金を請求することができなかった。 同社は、検査院の指摘を受け、今年1月から、契約書に違約金条項を盛り込んだ。談合事件に関しては、業者に対する損害賠償請求を検討している。 違約金条項を巡っては、国や旧日本道路公団発注の橋梁(きょうりょう)談合事件に加わった38社に対し、国交省と旧道路公団の高速道路各社が、同制度に基づき、総額67億円の違約金を請求している。しかし、旧道路公団分については、12社が「官製談合の疑いがある」などを理由に、計約10億円の支払いを拒否している。 (2006年10月11日19時48分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20061011i311.htm 1006 福島県前知事の実弟に建設会社から数千万、選対に配る [読売] 福島県の下水道工事談合事件で、佐藤栄佐久前知事(67)の実弟、佐藤祐二容疑者(63)が2004年の知事選の際、同工事を受注した中堅ゼネコン「東急建設」など建設会社数十社から現金を受け取り、前知事の各選対事務所に配っていたことが関係者の話で分かった。 受領額は、1社につき100万~数百万円で、計数千万円とみられる。東京地検特捜部は、これらはいずれも受注調整の謝礼で、前知事の選挙費用にあてられていた疑いがあるとみて、後援会幹部らから事情聴取するなど捜査を進めている。 関係者によると、祐二容疑者は04年9月5日に投開票された知事選の際、談合の仕切り役だった会社社長・辻政雄被告(59)を介し、県内外の建設会社数十社から「陣中見舞い」として100万円単位の現金を受領。一部を前知事の選対事務所幹部らに配っていたが、選挙運動費用収支報告書には記載されていなかった。 談合容疑で東北支店元副支店長・門脇進容疑者(63)が逮捕された東急建設は選挙期間中、辻被告に陣中見舞いとして現金約300万円を託し、辻被告は前知事の選挙事務所の前で、祐二容疑者に渡していた。同支店幹部(当時)も立ち会っていたという。 この金について、祐二容疑者は調べに対し、知事選告示翌日に実施された同年8月20日の下水道工事入札で、同社などの共同企業体に落札させるよう調整した見返りだったと認めている。 一方、祐二容疑者は05年夏ごろにも、郡山市の自宅にタクシーで訪れた門脇容疑者から現金約200万円を直接、受け取っていたことも判明。直前に、辻被告から「東急建設が行くので預かってほしい」と連絡があったという。祐二容疑者は、この金も受注調整の謝礼と認めている。 特捜部は今後、祐二容疑者らによる知事選の資金集めの実態について、前知事が把握していなかったかどうかも調べるとみられる。 (2006年10月6日3時17分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20061006i501.htm 1002 福島談合 前知事関与が焦点 東京地検特捜部、全容解明へ [毎日] 福島県発注工事の談合事件は、佐藤栄佐久前知事の実弟らの逮捕から2日で1週間を迎えた。東京地検特捜部は、県も関与した「官製談合」の全容解明を進める一方、既に明らかになっている実弟の土地取引を巡る問題やダム工事の談合疑惑などについても、再び調べを進めている。いずれも前知事の関与の有無が最大の焦点となる。 土地取引疑惑の舞台は、前知事実弟の佐藤祐二容疑者(63)=競売入札妨害容疑で逮捕=が社長を務める「郡山三東スーツ」(同県本宮町)の旧本社跡地(郡山市)。 スーツ社は01年、この土地を担保に前田建設工業(東京都千代田区)側から4億円の融資を受けた。02年8月、土地を水谷建設(三重県桑名市)に8億7000万円で売却し、前田側に借金を返済。翌9月、祐二容疑者が経営する紳士服販売会社「オックスフォード」(06年3月清算)を通す形で、今度は水谷側から1億円の融資を受けた。03年2月28日には、土地売却代金を9億7000万円に増額する契約変更を実施。3日後、増額分の1億円で、オ社を通す形の借金を返した。 一連の取引について、水谷建設元会長の水谷功被告(61)=法人税法違反(脱税)で起訴=は特捜部の調べに「ダム工事を受注した見返り」と認めたとされる。 そのダム工事は、00年8月に入札が行われた県発注の木戸ダム本体工事(楢葉町)。前田建設工業などの共同企業体が約206億円で落札し、水谷建設も下請け工事を受注した。 ただ、この工事で談合が行われたとしても、既に時効(3年)。立件の可能性があるのは、職務権限のある発注者側が談合など受注調整に関与し、その見返りに資金提供された「贈収賄」のケースだけだ。その場合、仮に土地取引の増額分1億円が「わいろ」と認定されたとしても、贈賄側は時効(3年)で、立件できるのは収賄側(時効は5年)だけとなる。 特捜部は、02年5月までスーツ社の取締役で、現在も筆頭株主である前知事の関与の有無を慎重に調べている模様だ。 毎日新聞 2006年10月2日 15時00分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20061002k0000e040071000c.html 0930 福島談合 東急建設、実弟に知事選資金300万円 [毎日] 福島県発注工事を巡る談合事件で、前回知事選1カ月前の04年8月、談合容疑の工事を受注した東急建設(東京都渋谷区)が、佐藤栄佐久前知事の選挙資金として、実弟に300万円を渡していたことが分かった。工事受注の謝礼として実弟が受けたとされる数百万円とは別で、東急側と実弟はともに、東京地検特捜部に授受を認めているという。業者側から前知事にあてた資金提供が判明したのは初めて。特捜部は、談合事件での前知事も含めた県側の役割を解明するため、30日にも県庁を捜索する。 調べでは、前知事の実弟で衣料メーカー「郡山三東スーツ」(同県本宮町)社長の佐藤祐二容疑者(63)=競売入札妨害容疑で逮捕=は、東急建設東北支店元副支店長の門脇進容疑者(63)=同=らと共謀。04年8月20日入札の阿武隈川の流域下水道整備工事で、同社と地元大手の佐藤工業(福島市)の共同企業体が受注できるよう談合した疑いが持たれている。 関係者によると、この入札の前後、門脇容疑者が祐二容疑者に300万円を持参していた。翌9月5日に投開票された知事選の選挙資金として提供されたもので、両容疑者は、特捜部の調べに選挙資金としての受け渡しを認めているという。この知事選で、佐藤前知事は5選を果たしていた。 祐二容疑者へは、この300万円とは別に、今年8月に自殺した東急建設元東北支店長が数百万円を渡したことが既に判明している。元東北支店長は生前、特捜部の調べに工事受注の謝礼だったと認めたが、祐二容疑者は受領を認めながらも、談合とは無関係と供述しているとされる。 このほか東急建設からは、前知事支援者で郡山市の空調設備会社社長、辻政雄被告(59)=競売入札妨害罪で起訴=にも数百万円の資金提供があったことが分かっており、知事周辺に頻繁に現金が渡っていた実態が浮かんでいる。 毎日新聞 2006年9月30日 3時00分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20060930k0000m040154000c.html 0930 橋梁4社「官製談合のため違約金は拒否」 訴訟に発展か [朝日] 2006年09月30日06時17分 鋼鉄製の橋梁(きょうりょう)工事をめぐる談合に加わった25社に対し、旧日本道路公団を分割民営化した4法人が計23億円の違約金の支払いを求めていた問題で、石川島播磨重工業(IHI)や住友重機械工業、三井造船など4社が、29日の納付期限までに計約3億3000万円の支払いを拒否したことがわかった。4社は「旧公団幹部が主導した官製談合であり、請求は不当」などとしている。国関連の公共工事の違約金制度が03年度に導入されて以来、支払い拒否は初のケース。旧公団側は「拒否を続ければ、提訴も検討する」としている。 入札で不正行為をした企業に対し請負金額の1割にあたる違約金を請求していたのは、東日本、中日本、西日本の3高速道路会社と日本高速道路保有・債務返済機構。 支払いを拒否したのは、IHI=9143万円(共同企業体による受注の請負分を加算)▽住友重機械工業=7085万円▽三井造船=9122万円▽サノヤス・ヒシノ明昌=8102万円。 拒否の理由について、IHIは「副総裁らによる官製談合であり、裁判の結論が出てから考えたい」。住友重機械工業も「裁判の行方を見守りたい」。三井造船は「旧公団には支払わない」とし、サノヤス・ヒシノ明昌は「官製談合をした発注者からの請求には疑義がある」としている。 橋梁談合事件のうち旧道路公団の発注分については、当時の幹部による官製談合とされ、元副総裁と元理事が背任と独占禁止法違反の罪で起訴され、東京高裁で公判中。 旧公団側から請求された25社のうち、朝日新聞社の取材に「支払った」と回答したのは12社。だが、「官製談合なのに釈然としない」とする声も多く、うち3社は支払いの際に「官製談合が確定した場合は返金の権利を有する」との通知書を旧公団側に送ったという。 各高速道路会社は「納付状況をまだ確認していない」とした上で、「契約に基づいて当然納めるべきもの。未納の企業には説得するが、それでも応じなければ訴訟も検討する」としている。 国関連の公共工事の違約金制度が03年度に導入されて以来、談合事件での請求は、これが3件目。防衛施設庁の談合事件も官製談合だったが、今年4月に請求を受けた7共同企業体は全額支払ったという。 URL http //www.asahi.com/national/update/0930/TKY200609290416.html 0928 佐藤・福島県知事が辞職表明…談合事件・実弟ら逮捕で [読売] 談合事件の責任を取って辞職を表明する福島県の佐藤栄佐久知事(27日午後、福島県庁で) 福島県発注工事を巡る談合事件で、佐藤栄佐久・福島県知事(67)は27日、県庁で記者会見し、実弟や元県土木部長が逮捕された道義的責任を取り、辞職する考えを明らかにした。 佐藤知事は同日、渡辺敬夫(たかお)・県議会議長に辞職願を提出、県議会は28日の本会議で同意する見通し。 県発注工事を舞台にした談合事件は、知事辞職に発展した。出直し知事選は11月12日投開票の日程が有力。同県では1976年、木村守江知事(当時4期目)が大規模土地開発などに絡む収賄容疑で逮捕され、辞職している。 会見は午後4時から行われた。佐藤知事は、「県民に迷惑をかけ、心からおわびする」と謝罪。そのうえで、「道義的責任を取り、18年間の職務に自らの手で終止符を打つ決意をした」と辞職を表明した。会見はわずか12分間で終わった。 佐藤知事に近い関係者によると、知事は周囲から、県議会で質問・追及されて辞職すれば受け身に回った印象になるとの助言を受け、議会以外の場所で自ら表明すれば「潔さ」を示せると判断。県議会で代表質問が28日から始まるのを前に辞職会見に至ったという。 一連の談合事件では、実弟の紳士服縫製販売会社「郡山三東スーツ」社長・佐藤祐二容疑者(63)や元県土木部長・坂本晃一容疑者(65)らが25日、県発注の流域下水道整備工事を巡る談合容疑で東京地検特捜部に逮捕された。佐藤知事は祐二容疑者を擁護する発言を繰り返す一方、進退問題への明言を避けてきたが、26日に県議会が開会し、県議会各会派が知事の辞職勧告決議案の提出を検討するなど、責任を問う声が高まっていた。 佐藤知事は、参議院議員(自民)1期目途中の1988年、49歳で知事選に無所属で初出馬し当選、現在5期目。知事5選は島根、高知両県知事と並んで現職では最多で、全国知事会の副会長も務めている。 知事としては、リゾート地域景観形成条例や大型店進出規制条例などを全国に先駆けて制定。国に対しては、地方分権の推進を強く訴えた。 2002年に発覚した東京電力によるトラブル隠しでは、福島第1原発3号機でのプルサーマル計画の同意を白紙撤回。原子炉全10基が運転停止となった福島第1、第2原発の運転再開にも慎重な姿勢を貫いた。 父が創業した郡山三東スーツでは、副社長や会長などを歴任。02年5月、取締役を辞任して会社を離れたが、現在も同社株式の40%以上を保有する筆頭株主。 (2006年9月28日1時46分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20060927it11.htm 0926 福島談合、知事の弟ら3人逮捕…東京地検 [読売] 福島県発注の下水道整備工事を巡る談合事件で、東京地検特捜部は25日、佐藤栄佐久・福島県知事の実弟で、紳士服縫製販売会社「郡山三東スーツ」の社長・佐藤祐二容疑者(63)、元県土木部長・坂本晃一容疑者(65)ら3人を競売入札妨害(談合)の疑いで逮捕し、同社や祐二容疑者の自宅などを捜索した。 祐二容疑者が、受注した中堅ゼネコン「東急建設」側から、受注調整の謝礼として現金約500万円を受け取った疑いのあることが判明。親族が逮捕されたことで、佐藤知事の進退問題に発展するのは必至だ。 2人のほか逮捕されたのは、東急建設東北支店の元副支店長・門脇進容疑者(63)。関係者によると、祐二容疑者は調べに対し談合への関与や謝礼の受領を否定したという。 調べでは、祐二容疑者らは、空調設備管理会社社長・辻政雄容疑者(59)(25日に談合罪で起訴)らと共謀し、県が2004年8月に実施した阿武隈川上流流域下水道整備工事の指名競争入札で、東急建設と地元建設大手「佐藤工業」(福島市)の共同企業体に落札させるよう談合した疑い。 これまでの調べで、東急建設側が受注調整を依頼した見返りに、辻容疑者側に計約2000万円を提供していたことが判明。その後、同社関係者の供述などから、この2000万円は8月に自殺した同社東北支店長が、1500万円を辻容疑者に、500万円を祐二容疑者に分けて渡していた疑いが浮上した。このため特捜部では、500万円は、祐二容疑者が辻容疑者らから談合の経緯などの報告を受け、落札予定業者を承認した謝礼だった疑いが強いと判断したとみられる。 一方、坂本容疑者は、県土木部の有力OBの立場を利用し、祐二容疑者らが談合で決めた落札予定業者を当時の県幹部に伝える役割を務めていた。連絡を受け、県幹部は事前に入札参加業者を絞る「予備指名」で、落札予定業者を指名していた疑いが強いという。 ◇ 特捜部は25日、佐藤工業の八巻恵一部長(47)を処分保留で釈放した。 (2006年9月26日3時4分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20060925it12.htm 0917 「談合疑惑度」1位は北海道 全国オンブズマン調査 [朝日] 2006年09月17日01時00分 談合で決まった疑いのある公共工事の割合が最も高いのは北海道、適正な入札をしているのは宮城県――。全国市民オンブズマン連絡会議は16日、福岡市で始まった全国市民オンブズマン全国大会で、自治体別の「談合疑惑度ランキング」を発表した。都道府県が05年度に発注した原則1億円以上の工事で、落札率が95%以上の工事を「談合が行われた疑いが強い」として抜き出し、自治体別に割合を集計。最も疑惑のある工事の割合が高かったのは北海道で、全体の84.3%。最も低かったのは宮城県の0.9%で、自治体によって大きな差が見られた。 調査は今年で4回目。47都道府県が05年度に発注した予定価格1億円以上の工事(東京都は3億円、神奈川は1億5000万円以上)計5525件についてそれぞれ予定価格や落札価格を調査。落札率が95%以上の工事は「談合で落札された疑いが強い」とし、全体におけるそれらの工事の割合を談合疑惑度として集計した。 集計によると、北海道に次いで疑惑度が高かったのは鹿児島で76.3%。熊本73.8%、宮崎72.9%が続いている。北海道は802件の工事のうち、676件の落札率が95%を超えており、落札率が90%以上の工事は全体の92%に上っている。 逆に宮城県の次に疑惑度が低かったのは京都で5.5%。長野7.2%、長崎8.3%といずれも10%を切っている。 全都道府県における平均の談合疑惑度は52.5%で、昨年の65.3%より下がったが、全国市民オンブズマン連絡会議は「自治体の取り組みによって、疑惑度の高低に差があり、すべての自治体で『誰もが入札に参加でき』『誰が入札に参加しているのか分からない』ような競争入札を徹底すべきだ」と話している。 URL http //www.asahi.com/politics/update/0917/001.html 0906 福島県知事の弟を事情聴取へ 談合事件で東京地検 [朝日] 2006年09月06日15時40分 福島県発注の下水道整備工事をめぐる談合事件で、東京地検特捜部は6日までに、佐藤栄佐久・福島県知事の実弟(63)の事情聴取に向けた折衝に入った。実弟がゼネコンの受注調整に関与していた疑いが浮上した。特捜部は同日、県の外郭団体「県建設技術センター」も捜索した。一方、地元業者は競合する工事ごとに県建設業協会の支部単位で集まり、「研究会」と称して落札予定者を決める「調整」をしていたことも新たに分かった。 特捜部はこれまでに、中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)の脱税事件の関連先として、福島県の佐藤栄佐久知事の実弟の自宅や、実弟が経営する縫製会社「郡山三東スーツ」を捜索している。 ゼネコン関係者によると、知事の実弟は、県政に影響力があると業者側からみられ、ゼネコン側が受注に便宜を図ってもらえるよう頼んだことがあったという。 また、6日に捜索を受けた県建設技術センターは、特捜部から自宅の捜索を受けている江花亮・県元土木部長(70)が95年4月~00年3月まで理事長をつとめていた。 同センターは県からの受託事業として、公共工事の積算業務を請け負っている。受注調整があったとされる福島市周辺の流域下水道工事にかかわる積算業務の一部も受託していた。 一方、関係者によると、県が発注する公共工事について、県建設業協会の17支部のいずれかに情報が入ると、業者間で電話連絡を取り合って受注する意欲があるかどうかを確認していたという。複数の業者が意欲を示した場合、各支部の建物内などで「研究会」を開き、本格的な調整に入り、仕切り役は、各支部長が務めていたという。 URL http //www.asahi.com/national/update/0906/TKY200609060284.html 0905 福島県発注の下水道工事、談合で仕切り役ら2人逮捕 [読売] 福島県発注の流域下水道工事の入札談合疑惑で、東京地検特捜部は4日夜、同工事の入札で談合の仕切り役を務めたなどとして、空調設備管理会社社長・辻政雄容疑者(59)と、同工事を受注した地元大手「佐藤工業」(福島市)の社員・八巻恵一容疑者(47)を競売入札妨害(談合)容疑で逮捕した。 特捜部は同日、佐藤工業本社や同社の佐藤勝三会長(66)、辻容疑者の自宅など関係先を捜索した。今後、他の入札参加業者も捜索する方針。 調べでは、辻容疑者らは、福島県が2004年8月20日に実施した阿武隈川上流流域下水道整備工事の指名競争入札で、中堅ゼネコン「東急建設」(東京都渋谷区)と佐藤工業の共同企業体(JV)に受注させるため、仙台市青葉区の東急建設東北支店などで、入札に参加した他のJVに高値で応札するよう談合した疑い。 関係者によると、辻容疑者は、佐藤栄佐久・福島県知事の選挙応援をするなど知事に近い存在とされる。特捜部の聴取後に自殺した東急建設の支店長は調べに対し、辻容疑者に「東急建設が受注できるよう依頼し、1000万円以上の謝礼金を渡した」などと供述。このため特捜部は、東急建設や佐藤工業などから辻容疑者側への資金の流れも追及するとみられる。 辻容疑者はこれまでの取材に、「談合には関係していない。業者からは一銭ももらったことはない」などと関与を否定していた。 同工事の入札には15のJVが参加し、東急建設・佐藤工業のJVが8億1690万円で落札した。落札率は94・6%だった。 特捜部は、中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)の脱税事件の捜査の過程で、流域下水道工事の談合疑惑を把握した。ほかにも、木戸ダムやあぶくま高原道路建設工事など、複数の福島県発注工事で談合が行われていた疑いがあるとみて、同県内の談合システムの解明を急ぐ。 (2006年9月5日3時0分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20060904it16.htm ■談合06Ⅰ より続く
https://w.atwiki.jp/mtgflavortext/pages/12727.html
imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cartel Aristocrat.jpg) 「お前の命にはより高尚な役目が生まれた。私の命を永らえさせるというな。」 "Your life serves a higher purpose now ensuring the continuation of my own." ギルド門侵犯 ダブルマスターズ2022 【M TG Wiki】 名前
https://w.atwiki.jp/dunpoo/pages/67.html
●談合 ラインナップ ■談合 へ続く ゼネコン大手、談合と「決別」 4社が申し合わせ [朝日] 防衛施設庁も官製談合か、元担当者が価格漏えい認める [読売] 成田談合、空港会社の現職課長級も関与…3人を懲戒免 [読売] 談合利得133億、防衛庁が石油11社に返還請求提訴 [読売] 受注企業の選定、OBの有無で判断 成田談合で旧公団側 [朝日] 成田官製談合:ゲリラ対策を隠れみの 情報隠しが常態 [毎日] 民営化後も談合体質、成田公団が事前に受注業者決定 [読売] 公団職員8人天下りしていた…談合受注会社グループに [読売] 「成田」官製談合の疑い、旧公団が予定価格漏らす [読売] 官製談合の防止強化 民主が改正案提出 [朝日] 宇都宮市発注工事で談合、公取委が41社に排除勧告 [読売] 公取委、公団に改善求める 45社に排除勧告 橋梁談合 [朝日] 道路公団OBの営業禁止へ 橋梁談合45社に公取委方針 [朝日] 道路公団:公取委要求書「官製談合に組織的関与」と明記 [毎日] 橋梁談合 課徴金150億円超に 公取委、47社命令へ [毎日] 橋梁談合、45社の社長に出頭要請 公取委 [朝日] 道路公団幹部6人、談合関与の疑い 業者へ情報漏らす [朝日] 公共工事節約、1位は宮城78.6% オンブズマン発表 [朝日] 談合なき公共事業に挑む 佐賀で新方式 [東京] 官製談合 前奥尻町長ら、町への損害金返済完了 北海道 [毎日] 受注調整は公団の意思…官製談合の実体浮き彫り [読売] 橋梁談合疑惑、検察聴取に元副総裁「公団が関与」 ■談合 へ続く ゼネコン大手、談合と「決別」 4社が申し合わせ [朝日] 2005年12月29日06時01分 ゼネコン大手4社(鹿島、大成建設、大林組、清水建設)が、来年1月4日の改正独占禁止法の施行と同時に法令順守(コンプライアンス)を徹底し、入札談合と決別することを申し合わせていたことが28日、明らかになった。業界内で「業務」と呼ばれる談合担当者らを配置転換し、受注調整にも一切参加しないとしている。法改正で課徴金の大幅引き上げなど違法行為に対する制裁が厳しくなるためで、4社の方針が徹底すれば、業界に根強く残る談合は機能不全となり、自由競争が一気に進む可能性がある。 4社の首脳の一人は27日夜、朝日新聞の取材に対し、談合について「長年そういう体質があったことは否定しない」としたうえで、「これからどう向かうかが問題。不退転の決意でやる」と語った。配置転換の規模は全国で数十人単位とし、「目に見える形でやることが必要だ」とも語った。 関係者の話によると、4社の動きは11月上旬から始まり、ごく一部の役員で改正独禁法への対応が検討されてきた。 最終方針が決まったのは12月20日ごろで、改正法が施行される来月4日以降、民間工事を含めて談合行為を今後、一切行わないことを申し合わせたという。 当初、実施の時期を「来年度から」とすることも検討されたが、「法改正と同時」に前倒しされた。また、各地域の談合組織では、4社の担当者が中核メンバーになっているところが多いとされ、配置転換で組織の解体につながる可能性が高い。 4社の方針はすでに業界の一部に伝わり、各社に動揺が広がっている。公正取引委員会のほか、発注側である国土交通省や公団・公社も4社の動向を注視している。 申し合わせの存在について、存在を認めた1社を除く各社の首脳らは「知らない」「申し合わせはしていない。社独自の経営判断で法令順守に努める」などとしている。取材を申し込んだが、回答がなかった社もあった。 URL http //www.asahi.com/national/update/1229/OSK200512280068.html 防衛施設庁も官製談合か、元担当者が価格漏えい認める [読売] 防衛施設庁発注の電機関連工事を巡る談合疑惑で、東京防衛施設局の元発注担当者が、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、入札前に予定価格を業者側に漏らしていたことを認める供述をしていることが、関係者の話で分かった。 重電メーカーの担当者も「予定価格を聞いて、工事を落札した」などと話しているという。新東京国際空港公団(現成田国際空港会社)と同様、防衛施設庁でも「官製談合」が行われていた可能性が出てきた。 関係者によると、東京防衛施設局が発注した受変電設備などの工事では、同局から基本設計を請け負った設計会社に協力した重電メーカーが、工事を落札する権利を得るという暗黙のルールがあった。 このルールで「本命」となったメーカーは、同局建設部の発注担当者(当時)から予定価格を聞き出した後、入札に参加する他のメーカー担当者に、自社の入札価格を伝え、それより高い金額で入札するよう要請していた。発注側、メーカー側双方の担当者が、こうした予定価格の漏えいを認めているという。 空港公団発注の電機関連工事を受注していた重電メーカー6社が、2004年度までの5年間に請け負った東京防衛施設局発注の電機関連工事は17件(発注総額約40億円)で、平均落札率は99・2%と異常な高率を示していた。特に03年度の2件の落札率はいずれも、予定価格と落札額が同額となる100%だった。 (2005年12月27日3時20分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20051227i301.htm 成田談合、空港会社の現職課長級も関与…3人を懲戒免 [読売] 旧・新東京国際空港公団(現・成田国際空港会社)の電機関連工事を巡る談合事件で、空港会社は19日、課長級の工務部電気グループマネジャー(56)も受注調整をするなど談合への関与を社内調査で認めたことを明らかにした。 同社は同日、競売入札妨害罪で起訴された元公団工務部次長(現同社施設保全部長)伊藤貞夫(57)、元同部電気課長(現同社安全推進部担当部長)客野悦志(55)の両被告と、同マネジャーの計3人を懲戒免職処分にした。このほか、談合を黙認したとして公団と同社の工務部に在籍した部長級~課長代理級4人を停職、監督責任者として黒野匡彦社長ら10人を減給処分とした。 同社によると、マネジャーは、公団の電気通信工事課長だった1999~2002年の間に、当時電気課長だった伊藤被告の指示で、重電メーカーにあらかじめ工事を割り振る配分表を作成し、メーカー側に渡していた。また、電気グループマネジャーに就任した民営化後の今年7月以降、あらかじめ受注業者を決め、契約の目安となる「契約制限価格」を漏えいして受注調整をした。 (2005年12月19日22時58分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20051219i317.htm 談合利得133億、防衛庁が石油11社に返還請求提訴 [読売] 防衛庁の調達実施本部(当時)発注のジェット燃料などの入札談合事件で、同庁は19日、談合で不当な利得を得たとして、新日本石油、コスモ石油など石油会社11社を相手取り、計約133億7000万円の返還を求める訴えを東京地裁に起こした。 返還を求めたのは、1995年4月~98年11月の納入分で、延滞金43億7000万円を含む。 この事件では、公正取引委員会が99年に独占禁止法違反で11社に排除勧告を出したほか、刑事事件としても今月までに各社の罰金刑が確定している。同庁は今年1月に各社に返還を求めたが、「不当利得を得ていない」などとしていずれも支払いに応じておらず、提訴に踏み切った。 (2005年12月19日22時18分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20051219ic22.htm 受注企業の選定、OBの有無で判断 成田談合で旧公団側 [朝日] 2005年12月06日06時07分 旧「新東京国際空港公団」(成田国際空港会社=NAA)発注の電機設備工事をめぐる競売入札妨害事件で、逮捕された公団側の担当者が、OBの天下りやその予定の有無を基準に、受注させる会社を選んでいたことが東京地検特捜部の調べでわかった。日本道路公団発注の橋梁(きょうりょう)工事をめぐる談合事件でも道路公団職員が天下り先確保のためメーカー側に便宜を図ったとされており、公的資金が注入される特殊法人が公共工事と引き換えに民側にたかる構図が再び浮かび上がっている。 NAAなどによると、退職した旧空港公団OB計8人が、家宅捜索を受けた5社のうち富士電機システムズ、東芝、三菱電機の3社の企業グループに再就職。「担当部長」などの肩書で公共事業関係の営業や技術アドバイスなどが役割だ。 官公庁のOBが民間に天下った際、その給与は在職時の8割前後が相場とされる。国家公務員法は在職中の業務と関連が深い企業への天下りを退職後2年間は禁じているが、空港公団は特殊法人で同法の対象外だった。NAAによると、旧公団から電機メーカーへの再就職は「退職直後のケースが多かった」という。 特捜部によると、空港公団の発注工事は、民間企業が発注する同種の工事に比べ、受注メーカーの利益は約1.5倍で、それだけ余分な公的資金が使われた計算になる。公団側の担当者は(1)公団OBが天下っているかどうか(2)今後天下りの予定があるかどうか(3)既設の工事かどうか――の3点で、受注予定企業を決めていたという。 URL http //www.asahi.com/national/update/1206/TKY200512050321.html 成田官製談合:ゲリラ対策を隠れみの 情報隠しが常態 [毎日] 入札参加社名がすべて伏せられた新東京国際空港公団(当時)の入札関係文書(右)。左は橋梁(きょうりょう)談合事件の舞台となった日本道路公団(当時)の文書で、社名がすべて実名で記載されている ゲリラ対策を理由とした情報の秘匿と、特殊な工事ゆえ業者頼りとなる入札予定価格(上限価格)の決定過程。電機関連工事を巡る官製談合事件は5日、成田国際空港(旧・新東京国際空港公団)幹部2人の逮捕に発展した。空港側は「公団時代の残滓(ざんし)」と強調するが、事件は、発注者と業界が一体となって談合体質を生んでいる実態を改めて示した。【川辺康広、高島博之】 ◇入札参加者欄は「A、B、C、D…」 「(公表するかどうかは)今後検討したい」。入札参加社名の非公表を続ける空港側を批判した記者に、公団時代からトップを務める黒野匡彦(まさひこ)・成田国際空港社長は、5日夜の会見でこう繰り返すだけだった。 A、B、C、D……。空港が発注した工事の入札結果を示す「入札経過調書」の入札参加社欄の記載だ。通常、自治体などが公共工事を発注した場合、入札の結果を示す同様の書類は各自治体で保管され誰でも閲覧可能な書類だ。こうした書類には、応札額や落札額、上限価格に当たる予定価格、参加社などが記載されている。しかし、空港は公団時代から「空港反対派によるゲリラやテロの恐れがある」と社名を伏せてきた。 一方、重電各社が自治体に届け出た「工事実績」には、成田で施工した工事名がずらりと並ぶ。閲覧も許可されており、仮にゲリラの標的を探すのなら、この書類を見れば把握できる。公団がひた隠しにする社名も、自治体で探し出せる点について、黒野社長は「すべての業者がそうだ(工事実績として届け出ている)ということは分からない」と苦しい弁明に終始した。 また、成田国際空港は04年4月の民営化で情報公開法の対象からはずれたため、入札経過調書の同法に基づく開示もなくなった。民営化後は約1年分に限って業者名をアルファベットで閲覧できるが、法的根拠はなく、空港側の提示資料は恣意(しい)的に選択される可能性さえある。毎日新聞が再三にわたり開示を求めても、同社は拒否を続け、疑惑が持たれた受変電設備28件に限って公開したのは、官製談合疑惑が報じられた11月11日になってからだ。 同設備以外の入札結果については、今も非開示のままだ。日本道路公団が10月の民営化後も、入札状況調書ですべての社名を公表しているのとは対照的だ。 全国市民オンブズマン連絡会議代表幹事の大川隆司弁護士は「民営化後も公共的な仕事をしていることに変わりなく、情報公開を続けるべきだ。情報を隠したまま民間会社に逃げ込むことは許されない」と批判する。 ◇背景に「空港用特注」 ベースは業者提出の見積もり 空港の受変電設備という特殊な製品も、談合するうえで有利に働いた。「特注品がほとんど。メーカーに聞かなければ、予定価格の設定は難しい」。成田国際空港の幹部は明かす。 受変電設備は高圧電流の電圧を使用可能なレベルまで下げる。瞬時の停電も許されない空港の「生命線」とも言える設備だが、仕様はまちまちだ。成田空港では167カ所設置されている。 通常の発注工事の予定価格を算出する際は、国の基準単価を採用してきた。担当者は部品の価格が記載された「単価本」を見ながら工事費用を積み上げ、予定価格をはじき出す。 ところが受変電設備の場合、既製品を使用しない特注品だけにこの方法が通用しない。このため、業者に提出させた見積書を参考に予定価格を決めてきた。 事件では、歴代の電気課長が、重電メーカーに予定価格に関する情報を漏らした疑いが持たれている。逮捕された元課長は積極的に重電各社の問い合わせに応じたとされるが、空港会社幹部によると、仮に価格を隠そうとしても、見積書の内容などから見抜かれてしまう危険性があるという。 極秘である予定価格が、業者の見積書を基に決められる。この矛盾は、国立大学の発注工事でも同じだった。今年7月に入札された島根大学の受変電設備工事(予定価格4億4730万円)。入札参加の全6社が、大学に見積書を提出していた。入札担当者は「予定価格は市場価格では決められない」と、見積書が予定価格算出のベースになっていることを認めた。 重電7社に入札情報を提供する見返りに報酬を得ていた自民党衆院議員の元事務職員(45)は取材に対し「メーカーはプロ。見積もりを出し発注者側と話せば、大体の価格は分かる」と言い切る。 毎日新聞 2005年12月6日 1時23分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051206k0000m040169000c.html 民営化後も談合体質、成田公団が事前に受注業者決定 [読売] 新東京国際空港公団(現成田国際空港会社)発注の電機関連工事で、談合に関与したとされる元公団工務部電気課長(55)が昨春の民営化後も、事前に受注業者を決めたり、契約の目安となる価格を漏らしたりしていたことが27日、分かった。 民営化された空港会社にも、“官製談合”体質が引き継がれていた形だ。東京地検特捜部は公団時代の受注調整について、元電気課長らを競売入札妨害容疑で立件する方向で、詰めの捜査を進めている。 国土交通省所管の特殊法人だった新東京国際空港公団は2004年4月に民営化され、成田国際空港会社になった。同社は株式会社だが、国が全額を出資し、決算は会計検査院の検査対象。役職員は「みなし公務員」とされ、わいろを受け取った場合に罰せられるなど、極めて公共性の高い会社と位置づけられている。 公団時代は、競争入札による発注が基本だった。空港会社でも、24億3000万円以上の工事は一般競争入札、250万円以上24億3000万円未満の工事では、複数の業者に見積もりを出させ、最も低い価格を提示した業者と交渉を行うシステムを採っており、電機関連工事の大半は後者の方式だった。 ところが関係者によると、空港会社では、重電メーカー各社が見積もりを提出する前に、あらかじめ受注予定業者を決定し、そのメーカーに伝えていた。また、空港会社側が設定していた、契約の目安となる「契約制限価格」も漏えいしていたという。その結果、見積もりで業者間に価格競争をさせるシステムが、骨抜きにされていた。 こうした受注調整を行っていたのは、公団時代に予定価格を漏えいするなど競争入札を妨害した疑いが浮上している元電気課長。元課長は民営化による組織改編後も電気グループマネージャーとして、05年6月末まで電機関連工事の発注担当の責任者を務めていた。 競売入札妨害罪は、国または公共団体の入札を妨害したケースに適用される。このため、特捜部では公団時代の入札妨害について、元課長らの立件に向けた捜査を続けている。 (2005年11月28日3時6分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20051128i401.htm 公団職員8人天下りしていた…談合受注会社グループに [読売] 成田国際空港会社の黒野匡彦社長は24日、旧新東京国際空港公団が発注した電機関連工事を巡る談合事件で東京地検特捜部の捜索を受けた後、初めて記者会見をした。 この中で、同工事を受注した重電メーカー6社のうち3社のグループに1987年以降、公団職員計8人が天下りしていたことを明らかにした。 8人はいずれも、公団で課長級以上を経験した幹部職員。天下り先については公表しなかった。 (2005年11月24日14時3分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20051124i405.htm 「成田」官製談合の疑い、旧公団が予定価格漏らす [読売] 2004年に民営化した成田国際空港会社(千葉県成田市)の前身、新東京国際空港公団が発注した電機関連工事の入札を巡り、談合が行われていた疑いが強まり、東京地検特捜部は15日、近く競売入札妨害容疑で本格捜査に乗り出す方針を固めた。 特捜部のこれまでの任意の事情聴取に対し、公団の担当者が予定価格を漏らしていたと供述しているほか、複数の業者も談合の事実を認めている。特捜部は、公団側が関与した「官製談合」との見方を強め、全容解明を図る。 関係者によると、同公団では、2003~04年3月に発注した空港設備の受変電設備工事で、工務部の担当者が、あらかじめ受注予定業者を指名する配分表を作成し、予定価格を業者側に漏えい。業者側も公団の意向に沿って談合を繰り返し、公正な入札を妨害した疑いが持たれている。 特捜部が、受注した重電メーカー各社の担当者から事情聴取したところ、複数の担当者が「公団側から入札前に受注予定の連絡を受けていた」などと説明したほか、メーカーのうち1社が公団側の作成した配分表を任意提出した。公団の担当者も事情聴取に対し、予定価格の漏えいや配分表の作成を認めているという。 空港会社によると、民営化前の公団は、2000年度からの4年間で計20件、総額約70億円の受変電設備工事を発注。日立製作所(東京都千代田区)、東芝(港区)、三菱電機(千代田区)、富士電機システムズ(品川区)、明電舎(中央区)、日新電機(京都市右京区)の重電メーカー6社のいずれかが受注していた。入札は指名競争入札や公募型指名競争入札だった。 20件の工事の落札率(予定価格に占める落札額の割合)の平均は96・9%だった。 (2005年11月16日3時7分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20051116it01.htm 官製談合の防止強化 民主が改正案提出 [朝日] 2005年10月25日18時40分 民主党は25日、談合罪の範囲を拡大し、関与した公務員を厳罰化することなどを目的にした、刑法改正案と官製談合防止法改正案を衆院に提出した。 刑法改正案は、談合罪として成立する「公正な価格を害し、不正な利益を得る目的」という要件を削除し、談合の事実さえあれば適用できるようにした。さらに、公務員が職務上の地位を利用して談合に関与した場合は、罰金刑をなくして懲役刑のみとした。 また、官製談合防止法改正案は「入札談合等関与行為」を拡大し、公務員が談合を黙認し、防止措置をとらない場合にも、省庁などが公務員に対して損害賠償を請求できるようにする。 URL http //www.asahi.com/politics/update/1025/005.html 宇都宮市発注工事で談合、公取委が41社に排除勧告 [読売] 宇都宮市発注の土木・建築工事を巡る談合事件で、公正取引委員会は14日、増渕組、渡辺建設(ともに宇都宮市)など栃木県内の41社に対し、独占禁止法違反(不当な取引制限)で排除勧告した。 公取委によると、41社は受注価格の低落を防ぐため、2001年4月から立ち入り検査があった今年1月までの間、市発注の入札357件(契約総額約290億円)で談合を繰り返した。 (2005年10月14日19時57分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20051014i413.htm 公取委、公団に改善求める 45社に排除勧告 橋梁談合 [朝日] 2005年09月29日20時28分 日本道路公団発注の鋼鉄製橋梁(きょうりょう)談合事件をめぐり、公正取引委員会は29日、02~04年度の発注に関して公団が組織的に談合に関与したとして、官製談合防止法に基づいて公団の近藤剛総裁に改善措置を求めた。深く関与したとされる幹部7人については実名で通知した。また、国と公団発注工事で談合を繰り返したとして三菱重工業などメーカー45社に対し、独占禁止法違反(不当な取引制限)で談合をやめるよう排除勧告した。 実名で通知したのは、公団前副総裁の内田道雄被告(61)=独禁法違反の罪などで起訴=と前理事金子恒夫被告(57)=同=のほか本社有料道路部の部課長ら5人の計7人。情報漏洩(ろうえい)に関係した疑いで聴取した40人以上の職員のうち、支社・建設局の13人については役職名を通知した。 改善措置に対し、近藤総裁は「再調査を徹底的に行う」と返答しており、公団側は10月の新会社設立以降、談合に関与した職員に損害賠償を求めるかどうか検討する。 公取委によると、前副総裁らは、公団の天下り先確保を目的に、大手メーカーに天下りして業者側の調整役を務めた公団元理事(70)が提出した配分表を了承、保管するとともに、談合を円滑にできるように大規模工事を分割発注するなど便宜を図ったとされる。 勧告を受けた業者はほかに、横河ブリッジや宮地鉄工所、石川島播磨重工業、JFEエンジニアリングなど。公取委はこの日、天下りOBによる営業が背景にあったとして、OBによる公団への営業禁止や社内の内部通報制度の整備を取締役会で議決するよう各社の社長らに要請した。 各社は勧告を受け入れれば、談合で価格をつり上げるなどして得た不当利得(受注額の3~6%)について課徴金を徴収されるが、150億円前後になる見込みだ。 03年1月に施行された官製談合防止法が適用されたのは、北海道岩見沢市、新潟市に続き3例目となる。 URL http //www.asahi.com/national/update/0929/TKY200509290231.html 道路公団OBの営業禁止へ 橋梁談合45社に公取委方針 [朝日] 2005年09月27日07時04分 日本道路公団が発注した鋼鉄製橋梁(きょうりょう)談合事件で、公正取引委員会は談合を繰り返したとされる橋梁メーカー45社に対し、天下りしたOBによる公団側への営業活動を今後禁止することを求める方針を固めた模様だ。公取委は「官製談合」の背景に公団の天下り先の確保があったとみており、独占禁止法に基づく各社への排除勧告の主文に盛り込むとみられる。公取委が天下りOBに対する出身官庁などへの営業禁止を業者側に求めるのは初めて。 関係者によると、メーカーに天下ったOBは公団の現職から未発注の工事の情報を入手し、業者側の調整役だった公団元理事に情報を集約。元理事が配分表を作成し、公団最高幹部に了承を得たうえで、受注調整を繰り返していたという。 公取委はOBの親睦(しんぼく)団体「かづら会」を談合支援組織と位置づけており、工事受注に向けたOBによる公団への営業活動を禁じることで「官製談合」を未然に防ぐ狙いがあるとみられる。この規制が定着すれば、企業側が天下りOBの受け入れを再考せざるを得なくなる事態も予想される。 また、談合に関与したとされる各社の営業担当社員については、営業職以外の部署へ配置転換させたうえで、数年間復職させないことを要求する方針という。さらに、各社に対して、独占禁止法に違反した社員を処分する懲戒規定の策定など企業コンプライアンス(法令順守)の整備について積極的に取り組むよう求めるとみられる。 排除勧告は公取委が出す最も厳しい行政処分。違反すれば罰則がある。勧告を受けた企業が違反事実を認めて応諾すると、勧告と同趣旨の「審決」を出して、行政処分が確定する。受け入れない場合は審判が開かれる。 公取委は今月29日に国と公団発注工事で受注調整を繰り返したとされる45社の社長に出頭を求めており、その場で排除勧告の概要を伝えるとみられる。 一方、橋梁談合事件を受け、道路公団は6月、受注企業各社に対し営業目的での訪問を自粛するよう要請した。8月に発表した不正行為防止策では、各社と公団が協定を結び、天下りした公団OBが入札に関与した場合は入札から排除することも盛り込んでいる。 TITLE asahi.com: 道路公団OBの営業禁止へ 橋梁談合45社に公取委方針 - 社会 DATE 2005/09/27 10 24 URL http //www.asahi.com/national/update/0927/TKY200509260349.html 道路公団:公取委要求書「官製談合に組織的関与」と明記 [毎日] 日本道路公団(JH)発注の鋼鉄製橋梁(きょうりょう)建設工事を巡る談合事件で、公団本社の部長らが公正取引委員会の調べに対し「受注予定社の一覧表(配分表)を、業界に天下った公団OBから見せられた」などと、談合への関与を認めていることが分かった。公取委は、継続的に行われた極めて悪質な官製談合と判断。29日、公団側に手渡す改善措置要求書に「02年度以降(役職員が)組織的に関与した」と明記する方針を固めた模様だ。 関係者によると、横河ブリッジ前顧問で公団元理事、神田創造被告(70)は、配分表を前副総裁、内田道雄被告(61)に見せた後、有料道路部(当時)に持参。同部の部長や課長は公取委に対し、こうした経緯を認めたうえで「内田被告の指示で配分表を保管した」と話しているという。 さらに、同部の課長らは、年度末に来社してきた企業に未公表の翌年度発注工事に関する概要を説明したり、想定鋼量(トン数)、工事名などを漏えいしたことを認めた。そのうえで「(情報が)談合に利用されることは知っていた」などと述べたとされる。 内田被告や前理事、金子恒夫被告(57)は「刑事裁判に影響する」などとして、公取委の調べを拒否しているが、関与を認めた職員が6人以上に上るため、公取委は上層部から現場職員まで幅広く調べ、改善措置要求書に「組織的」と明記したうえで、5人前後の実名・職名を記載し、他に約20人について関与を認定する模様だ。 一方、業者側では、複数社の営業担当幹部が「(今年5月の)逮捕当日まで談合を継続していた」と話していることも新たに判明した。ただ「今年度分の談合については(談合組織の)総会で確認まではしなかった」とも述べていることから、公取委は業者への排除勧告から今年度分を外し、02~04年度分に限定する方針。 毎日新聞 2005年9月27日 3時00分 TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE 話題 DATE 2005/09/27 09 55 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20050927k0000m040149000c.html 橋梁談合 課徴金150億円超に 公取委、47社命令へ [毎日] 鋼鉄製橋梁(きょうりょう)建設工事を巡る談合事件で、公正取引委員会が独占禁止法に基づき業界各社に納付を命じる課徴金の総額が、150億円を超えることが分かった。セメントカルテル(91年)の約112億円を上回り、過去最高額となる。公取委は29日、横河ブリッジや石川島播磨重工業など45社に談合をやめるよう排除勧告を行った後、既に事業から撤退するなどした企業を加えた計47社前後に課徴金の納付を命じる見通しだ。 関係者によると、02~04年度に国土交通省の3地方整備局と、日本道路公団(JH)が発注した鋼橋(鋼上部工)建設工事で、公取委は50社が談合に関与したと認定。このうち、破産した企業など5社を除いた45社に排除勧告を行う模様だ。 課徴金の納付命令は、排除勧告を受け入れた企業や、排除勧告を応諾せず公取委の審判に移行した後、審決が確定した企業を対象に行う。さらに、排除勧告を見送る5社のうち、橋梁事業から撤退したり、民事再生手続き中の企業2社前後についても「不正に得た利益がある」として、課徴金の対象に加える。 課徴金額は、大企業は受注総額の6%、中小は3%。02~04年度の受注総額は約2700億円で、関与企業のほとんどが大手のため、課徴金の総額も150億円を超えることとなった。 一方、公団への官製談合防止法適用については、前副総裁、内田道雄被告(61)らが公団元理事、神田創造被告(70)から落札予定社の記載された「配分表」を見せられ了承した点を、同法の禁じた「業者に談合させる行為」と判断。さらに、公団職員が未公表の入札情報を業者側に漏えいした点も、同法の「秘密を漏らしたり、示唆する行為」に該当するとし、排除勧告と同じ29日、関与職員名を明記した「改善措置要求書」を公団側に手渡す方針だ。 ◇ことば 課徴金 談合や価格カルテルによって得た不当な利益を、公正取引委員会が徴収する制度。77年に創設された。独占禁止法に違反した期間の受注額(税込みの売上高)を元に算出し、製造業大手の場合6%。来年1月、10%に引き上げられる。 毎日新聞 2005年9月26日 3時00分 TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE 今日の話題 DATE 2005/09/26 07 05 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050926k0000m040107000c.html 橋梁談合、45社の社長に出頭要請 公取委 [朝日] 2005年09月23日03時02分 鋼鉄製橋梁(きょうりょう)工事の談合事件で公正取引委員会は、石川島播磨重工業など談合組織に加盟していた45社に対する独占禁止法の排除勧告と、官製談合防止法に基づく日本道路公団への改善措置を今月29日に行うことを決め、各社の社長と近藤剛総裁に対し、公取委への出頭を要請した。 会社関係者らによると、22日、公取委から各企業に対し、社長に対する出頭要請があった。国と公団が発注した橋梁工事について、違反事実の概要を公取委が直接、企業のトップや総裁に説明。独禁法順守のための体制の整備を徹底するよう求めるとみられる。大半の企業は勧告に応じる方針で、今後、談合によって得た不当利得を課徴金として納付することになる。 TITLE asahi.com: 橋梁談合、45社の社長に出頭要請 公取委 - 社会 DATE 2005/09/23 18 58 URL http //www.asahi.com/national/update/0923/TKY200509220364.html 道路公団幹部6人、談合関与の疑い 業者へ情報漏らす [朝日] 2005年09月22日23時13分 鋼鉄製橋梁(きょうりょう)工事をめぐる談合事件で、日本道路公団は22日、幹部職員6人が工事の年間発注予定情報を公表前に業者に漏らしたり、落札予定業者を記した「配分表」を保管したりしていた、と発表した。公団が03、04年度の主な工事と委託業務の談合疑惑を調べる中で、本人が証言した。これらの行為は官製談合防止法の関与行為に該当する疑いがあり、公団は公正取引委員会に通報した。ただ、業者側から官製談合を認める証言は得られておらず、10月からの分割民営化後も3会社が共同で調査を続ける。 調査報告書の発表会見で、道路公団の近藤剛総裁は「公取委の改善措置要求を受けてから再度、事実関係を調べ、厳正な処分や損害賠償請求を検討したい」と話した。 調査報告書によると、鋼鉄製橋梁工事の年間発注予定情報を漏らしたのは、当時の支社の課長3人と本社の課長2人。支社の3人は工事名や鋼鉄の使用見込みトン数を業者に伝え、本社では年度末の情報提供が恒例化していたという。 配分表を保管していたのは、当時の本社の部長と情報漏洩(ろうえい)にもかかわっていた課長。2人は業界で談合の仕切り役だった元公団理事の神田創造被告=独禁法違反の罪で起訴=から配分表を渡され、最新版が出るたびに差し替えていた。この表を基に業者は談合を繰り返したが、2人は上司らへの報告も公取委への通報もしなかったという。 また、副総裁だった内田道雄被告=独禁法違反と背任の罪で起訴=と理事だった金子恒夫被告=同=が関与したとされる高架橋工事の分割発注については、内田被告から検討の指示と金子被告による賛成発言があったとの内部証言もあった。 調査は8月16日から、幹部職員10人に弁護士ら外部の3人を加えた計13人で実施。入札・契約に携わった幹部職員約850人と受注企業214社に調査票を送ったり、面接をしたりした。 TITLE asahi.com: 道路公団幹部6人、談合関与の疑い 業者へ情報漏らす - 社会 DATE 2005/09/23 18 58 URL http //www.asahi.com/national/update/0922/TKY200509220331.html 公共工事節約、1位は宮城78.6% オンブズマン発表 [朝日] 2005年09月10日22時54分 全国市民オンブズマン連絡会議は10日、大分県別府市で開いた全国大会で、全国の自治体が04年度に発注した公共工事の平均落札率のランキングを公表した。都道府県で最も低かったのは宮城県で78.6%。長野県(83.1%)、滋賀県(83.9%)が続いた。全国平均は94.0%。最も高かったのは熊本県で98.2%だった。政令指定都市では横浜市(84.5%)が最も低く、さいたま市(97.7%)が最も高かった。 落札率は予定価格に対する落札額の割合で、低いほど工事費が節約できたことになる。 連絡会議によると、談合がしにくいとされる一般競争入札を導入している宮城、長野両県など、入札改革に取り組む自治体が低かった。全都道府県と政令指定都市が宮城県並みの落札率になったと仮定すると、総額3533億円が節約できたことになるという。 全工事に占める落札率95%以上の工事の割合を「談合疑惑度」として連絡会議が集計した結果では、都道府県では(1)富山(2)山梨(3)北海道(4)宮崎(5)熊本(6)沖縄(7)佐賀(8)島根(9)山口(10)千葉の順で疑惑度が高かった。 連絡会議は、都道府県と政令指定都市では予定価格1億円(東京都は3億円)以上の工事7897件を対象にした。同ランキングの発表は今年で3回目。 TITLE asahi.com: 公共工事節約、1位は宮城78.6% オンブズマン発表 - 社会 DATE 2005/09/11 09 29 URL http //www.asahi.com/national/update/0910/SEB200509100021.html 談合なき公共事業に挑む 佐賀で新方式 [東京] 総選挙では郵政改革論議がかまびすしいが、国や地方自治体の公共事業では、入札談合がなくならず、受注価格が高止まりするなど、本質的な「改革」は進んでいない。そんな中、ある取り組みが“あしき慣習”に一石を投じている。建築マネジメント(CM)と呼ばれ、談合の仕組みを機能させない方式という。公共事業の改革はできるのか。現場を訪ねた。 (星野 恵一) ■小学校の建設CM方式導入 佐賀市立高木瀬小学校は、JR佐賀駅の北約三キロの住宅街にある。校舎の一棟は鉄筋三階建て(約二千八百平方メートル)で、約六億円の費用をかけ昨年九月に完成した。何の変哲もない校舎だが、ほかと少し違うのが建設費だ。建設業者側の抵抗を受けながらも、市の当初予算より約14%も安く完成した。 学校建設をめぐる同市の最近の平均落札率(落札価格を予定価格で割った数字)が約95%であることを考えれば、破格の安値だ。 「コストダウンできたのは、CMと呼ばれる工事発注や工事管理の方式を導入したから」。同市教育委員会の白木紀好教育部長が話す。市は、市内の小中校で改築工事を進めているが、改築が必要な校舎は十二、三棟あり、概算でも費用は百億円を超える。市の一般会計予算は約五百億円で財政事情は厳しい。「公共工事の発注額が高止まりしていると指摘される中で、削れる予算は削りたかった」 ここで、大きな役割を果たしたのがCM方式のノウハウを持つ建築会社「希望社」(本社・岐阜市)だ。同社の桑原耕司社長によれば、佐賀市で採用された同社独自のCM方式は、以下のような内容だ。 ■工程やコスト管理を一手に 公共工事には「一般競争」や「指名競争」という入札方法があるが、CM方式では、同社が市と業者の間に入り、発注すべき業者選定を行うなど、発注から施工まで工程管理やコスト管理を一元的に担当する。 通常、公共工事の入札で、元請けゼネコンが発注者に提示する入札額は工事費の総額だが、CM方式では、元請けとは別に、下請けの専門工事会社すべてに見積もりを提出させ、建築費全体の中身を透明にする。 その後、「希望社」は、見積もりに応じた業者の中で低額を提示した業者数社と折衝し、競争を促しながら「適正価格」を導く。発注者側の立場で、価格や技術力で有利な業者を選び、元請け・下請けを組み合わせ、ムダを省く仕組みだ。「従来の入札システムは建築主のためになっていなかった」と桑原氏は話す。 「建設費は二割前後安くなる」「談合しない」。岐阜市内の同社本社の外壁に、こんな言葉が張り出されている。大手ゼネコンに勤務経験のある桑原氏が一九八八年に設立し、CM方式を取り入れた民間工事でのシェアはトップクラスだ。氏は公共工事改革を進める長野県の発注技術等検討委員会の委員も務める。 「業界の異端児」。桑原氏は自らを、こう評した。 ■『慣例反する』業界歓迎せず それだけに、同社のやり方は、建設業界では必ずしも歓迎されなかった。高木瀬小の改築工事の発注をめぐっても抵抗はあった。 まず、工事発注に関し、「希望社」が業者に行った発注説明会。参加したあるゼネコン担当者は、CM方式への抵抗から同社にこんな質問をした。「(見積もりに)一社しか参加しなかったらどうするのか」 桑原氏は「『談合しているよ』と言っているに等しかった」と苦笑する。 次いで、通常の公共工事で「入札」に当たる、業者の見積額の提示だが、「見積額からして談合の疑いがあった」という。 発注は、「建築」「電気」「機械」に分けて行うが、「建築」の見積最低額は市の予定価格を上回った。「電気」「機械」は予定価格を百万円下回っただけ。落札率は限りなく100%に近いか、それ以上だ。「民間は安く請け負い、公共は高く請け負う、という業者の体質が透けて見えた」と桑原氏は憤る。 元請け業者との折衝ではこんな場面もあった。「もし、御社にお願い(発注)するとなったら『それは困る』ということはないですね?」という問いに、業者は長い沈黙の後、こう答えた。「そ、それは検討させてもらいます」 桑原氏は「談合で決まった本命だけが見積もりをし、そのほかはお付き合いで追従するだけ。だから答えられなかった。談合と言い切れないまでも、少なくとも競争が行われているとは思えなかった」と説明し、肩をすくめた。 ■高額を提示の元請けは排除 ここであらためてCM方式に触れる。通常、業者が行う見積もりでは、例えば「コンクリート工事」とひとくくりにするところを、CM方式では「生コン納入」「ポンプ車」などと細かく分け、工事全体を細分化し、それぞれを業者に積算させる。ある工事で、下請け業者の見積もりが、元請けより安い場合、元請け業者がどこになっても、原則、低額を提示した下請け業者に入れ替える仕組みだ。ゼネコンと下請けの系列を断ち切る方式だ。 「その仕組みを受け、業者が折衝する中で、下請け業者を中心に見積価格を下げる動きが出た」と桑原氏は話す。見積もりが下がり、下請けが入れ替われば、結果的に、当初、一番安い額を提示した「本命」の元請け業者の入札での順位が下がる場合もある。「業者が長年、続けてきた受注調整の仕組みは崩せないが、業者側の調整の仕組みが機能しないようにはできる。それが当社のやり方」 実は、業者を選ぶ最終段階で、当初、「本命」とのうわさがあった元請け業者は、下請け業者の「経営不安がある」との抵抗で受注の芽が摘まれた。「下請けが元請けを選ぶ。これまでにないエポックメーキングだった」と桑原氏。その後、「本命」業者は多額の負債を抱え倒産している。 こうした手順を踏んだ結果がコストダウンだ。「建築」「機械」「電気」合わせて、発注額は計六億九百七十三万円で、同市の予定価格(約七億一千五百八十一万円)からは約一億六百八万円(14・81%)も下がった。希望社の報酬を差し引いても約11%のコストダウンだ。 先の白木教育部長は「発注もやり方次第でコストダウンを図れることが分かったのと、建設費の内訳がガラス張りになったのは市にとって大きなメリット」と評価する一方で、こうも話す。「公共工事改革の試金石だったが、再びCM方式を導入するかどうかは決めかねている。再び希望社にお願いすれば、今度は、市と同社の癒着が言われかねない。他の自治体では、別のCM業者を使って失敗したケースもある。信頼できるCM業者をどう探すか。行政とCM業者、業者とCM業者の癒着という問題も出てくるかもしれない」 桑原氏は「これまでの公共工事の実態は、官がイニシアチブを握り、高い安いを言わずに、予算を業者に分配する経済、財政政策だった。そこでの入札行為こそが受注価格を引き下げない仕組みだった」と指摘し、「もし、公共工事はそれでよい、というなら、わが社のCMは、決して良いものとは言えない」と辛辣(しんらつ)に話した。 TITLE http //www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050911/mng_____tokuho__000.shtml - Microsoft Internet Explorer DATE 2005/09/11 09 57 URL http //www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050911/mng_____tokuho__000.shtml 官製談合 前奥尻町長ら、町への損害金返済完了 北海道 [毎日] 北海道奥尻町の官製談合訴訟で、函館地裁(大久保正道裁判長)が6月、元町幹部3人と建設会社など6社に、町に与えた損害を連帯して町に支払うよう命じた判決で、鴈原(がんばら)徹・前町長らは29日、計約1500万円の支払いを完了した。 判決では、98年10月~00年10月の工事計15件、約2億1000万円のうち、99年7月~10月の7件、約1570万円で本命割り付けをしていたと認定した。町は判決を受けて、元町幹部らに請求を進めていたが、2社が倒産したため、計約93万円は債権放棄した。 原告の制野征男町議は「返済は当然。元町幹部や業者が返済したことで官製談合防止の一つの対策になると思う」と述べ、和田良司町長は「適正な執行に努めたい」とコメントした。 【佐野優】 毎日新聞 2005年8月30日 1時05分 TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE 話題 DATE 2005/08/30 10 17 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20050830k0000m040162000c.html 受注調整は公団の意思…官製談合の実体浮き彫り [読売] 日本道路公団副総裁の内田道雄被告(60)が15日、独占禁止法違反(不当な取引制限)と背任の罪で起訴されたことで、公団発注の鋼鉄製橋梁(きょうりょう)工事を巡る「官製談合」の実態が浮き彫りになった。 内田被告ら歴代の橋梁担当役員は、公団の有力OBが作成した工事の配分表を了承することで、「受注調整は公団の意思」という“お墨付き”を与えていたという。東京地検特捜部など検察当局は、内田被告らが談合に関与した動機を天下り先の確保と見ている。 ◆お墨付き―― 「分かりました」――。特捜部の調べでは、内田被告は2003年度に、受注調整役の元公団理事・神田創造被告(70)(元横河ブリッジ顧問)から工事の配分表を提示され、そう了承したという。 神田被告は新たな工事が発注されて配分表を更新するたびに、公団本社の役員応接室に配分表を持参。橋梁担当理事に内容を説明していた。内田被告は03年度に6回、理事の金子恒夫容疑者(57)は04年度に3回、配分表を見ていた。 配分表はその後、有料道路部の部長や課長に回された。「(同部に)渡しておいてください」と内田被告が言ったためで、部長や課長はそれを保管し、新しい配分表が来ると、古いものを廃棄したという。 公団ではかつて、現職の橋梁担当理事が受注業者を決める「天の声」を出していたが、1994年以降、公団OBが調整役を担うようになった。神田被告の前任の調整役だった元副総裁(76)(元三菱重工業顧問)は、調整役の就任あいさつで公団に出向いた際、橋梁担当理事から「配分表はこちらに見せてください」と告げられた。これが、配分表を公団側が了承するシステムのルーツとなった。 「調整結果を業者に受け入れさせるには、公団が了承しているという権威付けが必要だった」。神田被告は配分表を見せる意味をそう説明しているという。 ◆積極的関与―― 内田被告は配分表の了承にとどまらず、神田被告の依頼に基づき、金子容疑者とともに04年5月、第2東名「富士高架橋」の分割発注を指示し、約4780万円の損害を公団に与えていたが、このほかにも、03年4月には、複数社による共同企業体(JV)で受注出来る額の基準を15億円から10億円以上に引き下げていた。 この基準変更は、より多くの業者に受注機会を与えるためのもので、03、04年度では計14件の工事が、新たにJVで受注できるようになったという。 一方、富士高架橋の分割発注では、分割により一部の工事発注が翌年に先送りされたことから、これを穴埋めするため、金子容疑者が静岡建設局(現関東第2支社)に指示し、第2東名「駒門高架橋」(静岡県御殿場市)の工事を前倒し発注させていた。 ◆天下り先の確保―― 「天下りを受け入れないと、まずいと思っていた」。特捜部の調べに対し、複数のメーカー担当者はそう供述した。幹部クラスOBの天下り先の年収は1000万~3000万円。検察幹部は「これだけの好待遇で受け入れるのは、安定受注を望むから。公団も事情を十分分かった上で、天下りをあっせんしていた」と指摘する。 神田被告も「各社のシェアを守ることが、天下り先の確保につながる」と供述。特捜部は、公団側が「業界がつぶし合いを避ければ、天下りシステムを守ることが出来る」と認識していたと見ている。 (2005年8月16日3時18分 読売新聞) TITLE 受注調整は公団の意思…官製談合の実体浮き彫り 社会 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/08/16 10 38 URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20050816i201.htm 橋梁談合疑惑、検察聴取に元副総裁「公団が関与」 日本道路公団発注の鋼鉄製橋梁(きょうりょう)工事をめぐる談合疑惑で、三菱重工業顧問を務めた元公団副総裁(76)が検察当局の事情聴取に対し、「かつて公団が関与して談合をしていた」と供述していたことが27日、関係者の話で分かった。 橋梁メーカーに天下りした複数の公団OBも、同様に「官製談合」を認める供述をしているという。検察当局は、公団本体の関与を解明するため、今後、現職職員からも事情聴取を行うなど、捜査を進める見通しだ。 関係者によると、公団発注工事では以前、橋梁メーカーの営業担当者らが公団の工事担当幹部に面会するなど恒常的に働きかけを行っていた。公団側はこうした働きかけも考慮して受注予定業者を決定したうえ、幹部がメーカーに天下りした公団OBを呼びだして「天の声」を伝えていた。当時の談合組織「紅葉会」(古参メーカー17社で作るK会の前身)と「東会」(後発メーカー30社で作るA会の前身)は、この公団の意向に従い、談合を繰り返していた。 ところが、1993年に摘発されたゼネコン汚職事件で、公共工事の発注方法に対する批判が強まり、公団側が受注予定業者に関する意向を示すことを控えるようになった。このため、当時、三菱重工業に天下っていた元副総裁が受注調整役を代行するようになり、96年度からは横河ブリッジ顧問だった元公団理事(70)にその役目を引き継いだ。 元副総裁はこうした経緯をすべて、検察当局に認めている。また、複数の公団OBも「公団と相談して受注業者を決めていた」などと供述しているという。 元副総裁は旧建設省(現国土交通省)出身。82年に公団理事となり、86年から90年まで公団副総裁を務めた後、同年、三菱重工業顧問に天下り、2003年に退任している。 公正取引委員会と検察当局は28日にも告発問題協議会を開き、03、04年度の公団発注工事で談合を主導していた横河ブリッジ、三菱重工業、石川島播磨重工業などを独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で告発することを最終確認する方針。また、検察当局は、メーカー側と並行して公団本体の関与についても捜査を行うと見られる。 (2005年6月28日3時21分 読売新聞) TITLE 橋梁談合疑惑、検察聴取に元副総裁「公団が関与」 社会 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/06/27 08 45 URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20050628it01.htm